高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 女とは男に幻想を与える生き物である。

まさにそうだ。
好きな女の子がいると、その子の一挙手一投足に惑わされる。

今日、会社の地下で同期と共に昼食して店の外で待っていると、向こうから会社の知り合いの女の子が歩いてきた。
「あれ?どこに行かれるんですかー?」
「ちょっと地下を通って買い物へ。地下を登る階段だけでも運動しようと思って。」
と、最高の笑顔で去っていった。なんて健気なんだろう、そう思った。

夜、デジカメのメモリーカード写真屋に持って行って、最近撮った写真をプリントしようと思った。
せっかく持っていったのにその場でプリントできずに30分後に取りに来いとのこと。
そして、1枚30円もする。
そういえば、カートリッジが切れているものの、家にデジカメプリントの機器があることを思い出して後悔してしまった。
30分後にできあがった写真をとりに行った。
そして、会社の女の子2人に写真を渡しに行った。
「ありがとうございますー。さすがですねー。」
と言ってもらえたし、お礼のメールももらえた。
こんなお返しがあるなら、面倒な事をして、お金を支払っただけの甲斐はあるってもんだ。

そして、帰り際、昼に出くわした女の子とまた出くわしてしまった。
ほとんど挨拶程度であったけど、またもや最高の笑顔で返してくれて、彼女の笑顔に大変癒された。

女は男の幻想に値する生き物である。
男はその幻想の為に奔走し、そして妄想する。
しかし、その幻想に魅了されても惑わされてもいい。
それが楽しいものであれば。