高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 寝台特急「はやぶさ」で熊本へ!

金曜の夜、東京出張から帰ってきて、AM1:00に大阪駅発の寝台特急はやぶさ」で熊本まで行ってきた。
先日、寝台特急の「銀河」、「なは」、「あかつき」がなくなってしまったので、なくなる前に一度乗っておこうということで、今では唯一の九州行き寝台特急になってしまった「はやぶさ」で旅をすることになった。
大阪駅で、地元から乗ってきている友人と合流。
夜中で乗客が寝静まっている中、初めての寝台列車を歩き回ったが、かなりレトロな造りで、いつ廃止にされてもおかしくないかんじだった。
そして、一晩をB寝台で過ごす。
翌朝、下関駅では多くの鉄ちゃんと共に、直・交流両方対応可の機関車との切り替えや、関門トンネルを越えた後の門司駅で、連結していた大分行きの「富士」との切り離しという一大イベントを見物&激写した。
そして、土曜日の12時頃、11時間かけてようやく熊本着。
普段飛行機を使えば同じくらいの交通費で4時間程度で熊本まで来れるのだが、わざわざ寝台列車に乗って長い時間かけてやってくるところに男のロマンみたいなものを感じた。
それに、電車に揺られながら足を伸ばして寝れるのがとても心地良かったし、普段時間に追われて慌しい生活を送っている分、あり余る時間の中で列車の中でボーっともの思いにふけったり、音楽聴きながら読書をし、自分の世界に入れる時間がとても貴重だった。
予想以上に、寝台列車の長旅は、ひとりに慣れている自分にとって快適だった。
熊本に着いた後は、何十回と熊本市内に出張宿泊したことがありながら観光したことがなかった熊本城を散策。
そしてその日のうちに、熊本から博多に移動して、新幹線で帰阪した。
今回のこの旅で往復約3万円(熊本市内で遊んだお金を含めたらもうちょっと)だったが、好きなことができたので、こんなもの安いもんだ。
ストレスフルな毎日である自分にとって、こういう旅が必要だな。

寝台特急「富士」のロゴ

寝台特急はやぶさ」のロゴ

一大イベントに群がる鉄ちゃん達
土曜日の早朝にこの光景は異様。でも愛すべき鉄道バカ達だ(自分も含め)。


熊本城の雄姿

熊本城の天守閣からの壮大な眺め。
出張でよく泊まってた、日航ホテルが中央にある。