高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 富士山制覇!

やった!遂に日本一の山を制覇した!!
7月12日と13日の土日を利用して、同期と共に富士山に登ってきた。
先週購入した登山道具を担いで、土曜日の17時過ぎに河口湖口の5合目から初めての登山開始。
7合目くらいから日も暮れてきて、8合目に着く頃には真っ暗になり、ヘッドライトをつけてごつごつした岩道を登る。
明日のご来光を見るために、8合目の山小屋で仮眠。
ここまでは途中にたくさんある山小屋での小休止がいいインターバルとなり、普段ジムで走っているのに比べたら体力的に全然余裕でまだまだ行けるくらいだった。
そして、ご来光を見るために0時30分くらいに起床。
夜明けまでに頂上に到着するために登り始めた。
しかし、9合目に近づくにつれて、登山道は人、ひと、ヒトの大行列で自分のペースでまったく上に登れなくなった。
3000mを超えた高所でこの光景はかなり異様。
それに加えて、高所故の寒さ。
夏でも氷点下に近くなる為、フリースにレインジャケットという防寒着を着ていたもののかなり寒かった。
その上、ほとんど寝ていないという眠さ。
頭がくらくらしてきて気持ち悪くなるという高山病の症状も出てきて、かなりつらかった。
4時を過ぎて東の空がオレンジ色になっていよいよかという頃、意識が朦朧としながら、頂上の少し手前でご来光を見るために陣取った。
4時30分過ぎ、遂にご来光が。
天気も良くて雲海の中から出てくる太陽はとても壮大な光景だった。
ふらふらだったので、うまく写真は撮れなかったものの、この光景をしっかりと目に焼き付けた。
太陽も出て気温も上がって寒さも和らぎ、5時頃、ようやく頂上に到着!
登りきった達成感と安堵感、そして頂上で飲んだあったかい甘酒のおかげか、体調も回復して、登頂したことの実感がようやく沸いてきた。
頂上を十分満喫した後は、富士山特有の砂利道を3時間くらいかけて下山し、車で6〜7時間かけて帰阪。
泥のように爆睡して、月曜日からいつもどおり出勤した。
日程的にとてもきつい旅だったけど、普段の都会の喧騒から離れて大自然を体中で満喫して良い気分転換をすることが出来た。
月曜日から再び現実に戻されるけど、なんだかどんなつらいことがあっても乗り越えられそうだ。
なんせ、日本一の山に登って来たんだからな!
今回の経験は、人生の中で大きな自信となった。








お約束の山小屋でのカレーライス

念願のご来光!




頂上間近!






富士山頂上での光景




ようやく下山。おかえりなさい!