高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 フルマラソン完走!

2008.11.2、いよいよ淀川マラソンの日で、フルマラソン初挑戦の日だ。
この日のために土日はジムに通って走ってきた。
昨年は淀川マラソンハーフマラソンを完走したので、今回はステップアップ。
しかしながら、42.195kmは未知の領域で、先週の土日の2日間で20km走ってみたものの、自分の体力が続くかどうかがほんとうに不安だった。
午前9時、いよいよスタート。だいたい順調にいっても5時間はかかるらしい。長い旅になりそうだ。

天気は昨年に続き、快晴。
最初の10kmから20kmはかなりいいペースでとても気持ち良かった。


淀川河川敷から見る梅田の高層ビル群はとても壮大。

15km過ぎには運河を渡る。

運河からの淀川の眺め。

淀川河川敷から見た梅田スカイビル。それと花畑。


ようやく折り返し。ここまではいいペース。しかし、あと約20kmか。先が思いやられる。


折り返してからは足がぱんぱんに張って、まったく動かなくなってしまった。
走ったり、歩いたりして、へとへとになりながら、ようやく35km地点まで到着。

この辺まで来ると、周りの人もほとんど歩いていて自分もそれにつられて、、、

やった!あと1km!!最後だけは走ってゴールしたいと体力を温存し始める。

念願のゴール!!タイムは5時間半くらいだった。
なんとかゴールしたものの、後半は足が痛くてほとんど歩いていた。というか、歩かざるを得なかった。
そのおかげで、ゴールをしたのに、体力が余っていた。
体力があるのに走れないもどかしさ。
これは体力をつける前に足を鍛える必要があるなぁと思い知った。
しかし、何はともあれ完走は完走だ。
この経験はかなりデカイ。
自分の中で自分に対して富士山には登れるし、フルマラソンも完走できるんだという大きな自信になったし、何よりこの42.195kmのつらかった経験は、これからの人生の中で、つらさのベースになる。
今後、何かつらいことや大変なことがあってもこのときのことを思い出せば、
「あっ、42.195kmに比べれば、こんなこと、全然つらくないや。」
なんてことも。
メンタルタフネスが向上し、常に前向きでいられる。
このように、スポーツをすると、フィジカルだけでなく、メンタルも同時に強くなれる。
これで仕事であれ、プライベートであれ、どんなにつらいことがあっても耐えられるような気がする。
やってて良かったな、ホントに。
しかし、完走したことの代償は次の日、ひどい筋肉痛になって返ってきた。。。
足が痛くてベッドから立てん。会社に行けるかな。