高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 きたぐに・日本海・北陸・能登

2月27日土曜日深夜、23時27分大阪発の「急行きたぐに」に1人で乗車する。
地元の友人に誘われて3月12日に運行終了となる「特急・北陸」と「急行・能登」を見に、北陸まで行くためだ。
自分はにわか鉄なので、そこまで興味は無いのだが、こんな機会は滅多にないので行ってみることにしたワケだ。



米原にて地元の友人の1人と合流し、金沢にてもう1人と合流した。
この日は深夜・早朝にも関わらず、狭いbox席で近況報告と、俺以外の2人が持っている一眼レフのカメラで撮った写真についてあーだこーだと話をする。

「急行きたぐに」は新潟行きなのだが、朝の5時過ぎに魚津にて下車する。

何故ならば、この時間に東京からやってきた「特急・日本海」と目的の「特急・北陸」、「急行・能登」が停車するからだ。
3つの列車が一度に止まるタイミングなんてこの時間しかないだろう。
鉄ちゃんにとってはヨダレものだろうと思っていたら、案の定、朝のこの時間に同類達が魚津駅にはたくさんいた。
降りしきる雨の中、寒さと眠気に堪えながら3便が来るのを待つ。
予定通り列車はやってきたものの、まだ真っ暗な上に安っぽいデジカメではロクな写真が撮れずじまい。。。
満足な写真が撮れなかったことで失意のまま、3便目の「急行・能登」に乗って金沢まで戻る。

金沢に着いたのは6時過ぎ。到着後の停車時間が長く、構内も明るかったおかげで、「急行・能登」に関しては、たくさんいた鉄ちゃんに混じって写真に収めることができた。
日本で最後のボンネット型だそうだ。淋しいもんだ。。。



しかし、こんな早朝にこれだけの人間がカメラ片手にダッシュで電車に群がる光景はかなり異様だ。
鉄ちゃん達の執念の凄さを再認識した。
そして、金沢駅構内には3月12日で見納めとなる「特急・北陸」と「急行・能登」の雄姿の写真が展示されていた。


以上、日曜日の朝7時過ぎの段階でこの北陸旅の目的は果たしたので、月曜日からの激務に備えて、8時過ぎのサンダーバードに乗って帰阪することにした。
出発時間まで金沢駅を散策。金沢駅は建築的にもとても興味深い構造だ。そしておみやげ屋で金沢名物「羽二重餅」を購入。




帰りのサンダーバードでは、こんな俺のために作ってくれたお弁当とおにぎりを食べて帰阪。

忙しい毎日の中でとてもいい気分転換になった北陸旅だった。
最後に友人からもらった「特急・北陸」の写真。素晴らしい雄姿だ。
俺も一眼レフカメラが欲しくなってきた!