高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 北海道旅行1日目:帯広散策

花畑牧場に行った後は、ガイドブックで見た「紫竹ガーデン」というホントの花畑へ。
地平線まで続く広大な畑の中にある1万8000坪にも亘る花園。
残念ながら、5月上旬ではまだ寒くて、写真で見ていた満開の花達とは程遠い状況だったけど、そんな寒い中で力強く咲いている花達もいた。












満開の花が見られないという状況で、観光客も全然いない閑散とした園内で残念だなぁと思っていたところに、ちょうど園内を見廻っておられたこのガーデンを築かれたおばあちゃんがわざわざ俺らをご案内してくれた。
ピンクのハットに、派手な毛皮のコートに、花柄のパンツに、カエルの顔が付いた長靴を履いた、かわいらしいおばあちゃんの魅力にやられてしまって、残念だった気分は吹き飛んでしまった。
おばあちゃんの話はホントに面白かったし、一緒に歩いていてとても楽しかった。
きっと俺らと同じようなおばあちゃんの魅力に虜になったリピーターがこれから暖かくなって、どんどんこのガーデンにやってくるのだろう。



このガーデンのロゴにもなっているおばあちゃんの後ろ姿を実写で撮影!
大満足!!

花が入ったクッキーをおみやげで購入。

かなり長居してしまったガーデンを離れた頃にはもう夕方だったので、夜は帯広名物の豚丼を食す。
旅行中は北海道名物以外食べたくないと心に誓って、今日1日、何も食べていなかったので速攻がっつく。
かなりおいしかった。豚丼のタレがたまらない。

豚丼だけでは腹いっぱいにはならないという状況だったので、ホテルにチェックインした後に十勝ビールという飲み屋へ行く。
帯広の地ビールを飲みながら、北海道産の野菜やチーズを使ったピザなどを食べる。



腹いっぱいになったところで1日目終了。

最後に今日1日で1番思い出に残った紫竹ガーデンで出逢ったおばあちゃんとの写真を。

後から分かったことだが、おばあちゃんはご主人を亡くされた後、まだまだ人生20年あるということで一念発起して自分のかねてからの夢であったガーデンを造るに至ったという。
凄い。普通なら悲しくて落ち込んでしまうのに。
多分あれだけ元気でいられるのは、年齢を重ねても好きなものがある、没頭できるものがあるというのが大きいのではないかと思う。
あんな元気な歳のとり方をしたいものだ。
いつまでもお元気でおられるといいなぁ。また逢いに行きたいなぁ。
そう人に思わせる素晴らしい場所だった。

やはり、人柄が良いなど人間的に魅力のある人のところには、そこがどんな辺鄙な場所であったって、どれだけお金がかかったって、自然とその人に逢いたい人達が集まってくるものだ。
人を集めるものは「商品」というよりも、まずは「人」である。
そう改めて実感した。
http://www4.ocn.ne.jp/~shichiku/
http://www.wendy-net.com/flower/hokkaido.html
さて、明日は釧路だ!