高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 24時間リレーマラソン!

会社のマラソン好きな方に誘われて三連休は、24時間リレーマラソンなるものに参加することになった。
7月17日土曜日の朝9時、西九条で阪神なんば線に乗り継ぐ。
ちょっと前にできたばかりの新線に乗れるので、ちょっとテンションが上がる。

集合場所は、阪神尼崎駅。
天気も快晴で気持ちが良い・・・ものの暑い!暑過ぎる!!
こんな日にマラソンなんてして大丈夫なのだろうかと不安になる。

車でチームの方々に迎えに来て頂いて、会場の舞洲へ向かう。
既に会場は、人や車でいっぱい。
汗だくになりながらチームのベースキャンプとなる場所へ荷物を運ぶ。
走る前から疲れてしまいそうだった。


昼の12時、いよいよ24時間リレーマラソンがスタート。
これから明日の同時刻まで約10人〜15人ほどで1週1.7kmのコースを走って、タスキをまわす。
この暑さなので、2人でペアになって1週ごとを走って交替する(2人で4週走る)というスタイルで24時間を乗り切る。
だいたい3〜4時間ごとに自分の順番が回ってくるので、なんとかローテーションを回さないとタスキが途切れてしまうので、責任重大だ。

チームのゼッケン。これまで個人でしか参加したことがなく、こうやってチームに入れて頂いて走るのは初めて。
みんなでワイワイやりながら同じ目標に向かって進むのもとても楽しいことがわかった。


猛暑の中、みんな汗だくになって走る走る。
しかも短距離なので、みんなのペースが尋常じゃないほど速くて、自分もそれに釣られてオーバーペースで走ってしまって1週走っただけでバテバテになる。
ペースが速いし、チーム競技なので、いつもみたくカメラを撮りながら走るのはさすがに止めた。

タスキの受け渡し場所。
ちゃんと走る前から交替する人と打ち合わせをしておいてうまく受け渡しをしないと、お立ち台に立って係員にゼッケンを呼ばれるというみっともないことになる。

日差しがすごいので、木陰でのんびりとランナー達を応援する。


疲れきったランナーのために、チーム内には料理担当の方もおられて、体力補給の面では大満足!とてもおいしかった。
あっという間に日が暮れて夜になると、だいぶ涼しくなってきてとても走りやすくなる。
休めるときに休んでおかないといけないので、走った後は自分の番が来るまで、それぞれ思い思いのスタイルでがっつり休む。

夜中も自分の番が来ると起きては走るので、ぐっすりとは寝ることができず、夜が明けてきた。


日曜日の朝は、昨日よりも雲ひとつ無い青空で日差しが強くてまた暑くなりそうだ。
12時まで最後のがんばりだ。

ゴールの12時に近くなってくると、コース沿いには観客が集まってきて、ランナーとのハイタッチの嵐。
人に囲まれて走るのはとてもテンションが上がって楽しかった。
最後のこれがこの大会の醍醐味で、みんなはこれが楽しみでリピーターになるのがとてもよく分かった。
24時間リレーマラソン
24時間リレーマラソン
by sexyohki1124
24時間リレーマラソン2
24時間リレーマラソン2
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24時間リレーマラソン3
[スポーツ]
24時間リレーマラソン3
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最後は、自分達もコース沿いに立って、残りのチームメンバーの走りを応援。
ランナーの中には被り物をして走っている人がたくさんいた。
この暑さの中でよくやるなぁと思うものの、自分ももうちょっと走りに余裕が出てきたらいつか被り物をつけて走りたい、という夢がある。
なんせ観客達の受けが良くて、笑顔で声を掛けてくれるし、もしかしたら違う自分が発見できるかもしれないし。

スパイダーマンもハイタッチ。

サッカーワールドカップの参加国の国旗を被って、ブブゼラを走りながら鳴らして観客を盛り上げる連中も。

金と銀の全身タイツを着たランナーも。これは暑い。
ようやく24時間走りきってゴール!
各チーム、大団円で盛り上がる。

長かったようであっという間だった24時間。体力も持ったし、とても楽しかった。

みなさんの汗が染み込んだタスキ。
みんなの頑張りと苦労が詰まっているので、走っているときはとても重たく感じた。
最後まで自分のローテーションを守って走りきれて本当に良かった。

テントなどを後片付けして、最後は青空の下で24時間を共にしたチームの方々と解散会。
疲れきって当日は何も考えられなかったけど、今思い返してみると、とても楽しい1日だった。
炎天下だったので日焼けの後が酷くて会社では笑われてしまったけど、海水浴などの日焼けではなく、「自分に勝った!」という証としての日焼けなので、達成感もあってとても気分が良い。
24時間リレーマラソンという過酷な大会を乗り越えたことで、またひとつ、自分の中に大きな「自信」が生まれた!
24時間リレーマラソン
http://www.24hrun.jp/west/index.shtml