面白い〜その1〜
NHKの大河ドラマ、「龍馬」がかなり面白い。
最終章に入って、長州藩と薩摩藩の手を組ませて大政奉還を進める中でたくさんの武士や商人などから信頼を得ていく龍馬、逆に幕府から狙われて最終的には龍馬暗殺に至るクライマックスに向けて、ますます面白くなってきた。
芸達者の錚々たる俳優陣によるあの緊張感あるシーンの連続にマジで目が離せない。
土佐藩を脱藩した龍馬を目の敵にしていた後藤象二郎が、龍馬と和解して薩長と共に大政奉還を目指すことになる「清風亭の対決」の回では、一触即発しそうな緊迫した中で、最終的には同じ倒幕の目標に向けて握手するシーンは圧巻だった。あまりの迫力に感動した。
この有名な俳優陣の中でそれほど有名ではない青木宗高は、本当にいい役をもらったなぁ。おそらくこれから有名になっていくであろう。
後藤象二郎の「まっこと恐れを知らん男じゃのう、おぬしは。」ということばに対して、龍馬が土佐弁で答えたことばが印象的だった。
誰かに恐れいっちゅう暇はないですき。
先週の「船中八策」の回のラストシーンは圧巻だった。
明治政府の基本方針のひとつとなる龍馬が京へ上る船の中で思い描いた「船中八策」をオーバーリアクションで読み上げるシーンすばらしかった。
そして、最終的に龍馬のこのことばで締められる。
命を狙われるくらいのことをやらにゃ、日本は変えられん。
毎週、日曜日8時が待ち遠しい。
変わり映えの無い毎日の中で、毎週楽しみなドラマがあるっていいことだね。
『龍馬伝』ホームページ
⇒http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/