ワンピースがNHKで

単行本累計発行部数2億冊突破という快挙を成し遂げたことで話題になっているワンピースが、NHKのクローズアップ現代で特集されることを聞いて、録画して観てみた。
まさか漫画がNHKで特集されるなんて、、、と俄かに信じ難かったけど、本当にワンピースの原画が使われていて、NHKのアナウンサーがワンピースとは何たるかを語り、いろんな専門家が子供だけではなく大人までも巻き込むワンピースのメガヒットの理由を検証しているのには驚いた。
その中でもワンピースをバイブルのようにしているサラリーマンが1番感化されたシーンのひとつが、自分が一番感動に残っているシーンと同じだったので、印象に残った。
そのシーンは、不遇な境遇を持ち、死にたいと言ったニコ・ロビンが、それを全て受け入れた上で仲間になろうとルフィが言ったことば「生きたいと言えー。」に対して、放ったことば。

そのサラリーマンはこのシーンから、人生の中でどんな辛いことがあっても頑張ろう！と思えるようになったそうだ。
この漫画が無かったら、自殺していただろうとも言っていた。
確かに自分も数あるエピソードの中でもこのシーンが一番好きだ。今でも思い出すと、涙が出そうになる。
漫画であってもただの漫画にあらず。
楽しむ以外にも学ぶべきことがたくさんある、というのが人気の理由のひとつなんだろう。
そして、大人気の作者・尾田栄一郎のインタビューは・・・

やはりNGのようだ。
往年のファンでもほとんど見たことが無いはずなので無理もないだろう。
しかし、NHKで特集されるほど人気が出る漫画は、ドラゴンボールやスラム・ダンクなどの過去の名作以上なのではないだろうか。
これからの展開が本当に楽しみだ。