街中をランニング

4月10日日曜日。
4月から通っているジムが日曜日休みになってしまったので、日曜日は外でランニングすることにした。
「ジムが日曜日休みになってしまったから嫌だ」と後ろ向きになるのではなくて、「日曜日にジムに行けないなら外を走ればいい。」と柔軟に対応できるところが自分の良いところだ。
どこを走ろうかなぁと思って、定番の大阪城公園も良かったけど、同じコースを何度も走るのだけは退屈で嫌だ。
そこで、最寄りの堺筋本町駅をスタートして地下鉄中央線沿いに中央大通りを西にひたすら走って行こうと決めた。
往路のゴールを、昨年11月のごちそうマラソンで行った大阪港に設定した。
片道約9kmで往復約18kmのちょうど良いコースだ。
当日は朝6時起き。
今日は雲ひとつ無い快晴で、しかも早朝の空気がとてもおいしい。
そして、みんなが寝ているであろう時間に走っているという優越感と充実感の中で走っているので、とても気持ち良い。
人影もまばらだし、歩道もとても広いので、とても走りやすい。
コース的にも、多少のアップダウンはあるものの、ずっと直線のコースでとても良い。
ひたすら音楽を聴きながら、無心で大阪港に向かって走る。
堺筋本町から50分程度走って大阪港の中央突堤へ到着。案外短かった。
人間の足で行けるのはここまで。後は電車か自動車で行かないと、向こう側には行けない。
しかし、この中央突堤という場所、大阪の穴場スポットだ。
大阪港で一番夕日がきれいなダイヤモンドポイントらしい。

向こう岸には南港のATCホールなどが見える。美しい景色だ。


こんな早朝から海釣りに来て、仲間と共に談笑している方々もいる。
のんびりしていてとても楽しそうだ。
いろんな土地があって、いろんな人がいて、いろんな生活があるんだなぁとしみじみと思う。


海だけではなくて、青空も美しかった。白みがかったこの青色は誰にも再現できないだろうと思う。

帰路に入る。この日はちょうど桜も満開の時期で、絶好の花見日和。


来るまでもところどころで桜がきれいだったけど、朝潮橋駅近くの大阪体育館脇にある八幡屋公園の桜が一番きれいだった。
ブルーシートがところどころに敷いてあって、花見をやるみたいだ。



たんぽぽなどの花々も咲き始めた。春だなー。



こうして約2時間半のランニングは終わった。
普段は地下鉄ばかりで、こういう機会でも無いと絶対通らない道などを通ることができて、とても新鮮なひと時だった。
日曜日は昼まで寝ているのがいつもだったけど、早朝に運動してしまうと、その後の時間がとても有意義に過ごすことが出来た。
日曜日だからこそ早朝に起きるべき。
来週以降もこういう日曜日の過ごし方をしていくとしよう。
日曜日にこういう楽しみがあると思うと、とてもドキドキしてテンションが上がってくる。
旅行に行くとか大それた予定なんてそうそう無いことだから、こういう些細な楽しみをどんどん自分で週末に設定していくことが日々の生活を楽しくするために重要だ。
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