高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 ぎふ清流マラソン、完走!

いよいよ5月15日日曜日、ぎふ清流マラソン当日!
岐阜で開催される第1回大会なので、本当に楽しみだ。
友人がピンクのウェアだったので、それに対抗して今日は黄緑色のスポーツウェアにした。
普段なら絶対に着ないであろう派手な色のウェアをこういうときは着られるので、とてもテンションが上がる。

スタート地点は岐阜メモリアルセンターの入り口なのだが、タイムが遅いランナーはサッカー場からスタート。
既にたくさんのランナーが集結して準備体操中。1万人が参加しているからさすがに凄い人。



スタート直前。主催者である高橋尚子が挨拶しているシーンがビジョンに映し出される。直接見られなくて残念。
そして、高橋尚子はなんと現役引退後初のハーフマラソンを選手として走るとのこと。
コース上やゴールでハイタッチとかして待っていてくれるものと思っていたので、ランナーとふれあいが減ってしまってこちらも残念。

東京マラソンで日本人トップの3位になって世界選手権に内定している市民ランナーの星、川内優輝選手も出場し、有名なヌデレバやそれ以外のケニアのトップ選手も出場するので、さすが日本陸連公認のマラソン大会だ。


いよいよスタート!

この大会の開催を知らない岐阜県民が多いと思っていたけど、たくさんの人達が応援で沿道に来ていてくれたのには驚いた。
沿道の人達とハイタッチしながら走るのがとても微笑ましい。



かなり馴染みの深い金華橋の上を走行。長良川金華山がとても美しい。

そして、この大会のハイライトである岐阜の中心部である市街地コースに入る。
この通りを交通規制を走ることができるなんて我々はとても幸せだ。
岐阜で一番大きなデパートである高島屋も通り過ぎる。

ここではトップ集団のランナー達が見られる。ケニアや日本人トップ選手を身近で見られて走りながら声援を送った。
しかし、かなり早い。どうやったらあんな速さで走り続けられるだろうか・・・

岐阜駅前で折り返し。最近出来た金の織田信長像があるのだが、岐阜駅の方を向いてしまっているので、県外からのランナーにとっては残念だったろう。

市街地コースを終えると、今度はしばらく長良川沿いの堤防コース。
堤防からの金華山の眺めは美しかった。

長良橋近くにある川原町の古い町並みの狭い道を走行。
長良橋のたもとには岐阜の伝統である鵜飼を楽しむための船着場がある。


堤防コースからを黙々と走る。沿道の人達の声援も変わらずあってとても有難い。


東日本大震災の被災者に向けた有名なメッセージをプリントしたランナーも。
自粛モードの中でも開催に至ってよかった。

千鳥橋で折り返して、同じく堤防沿いに岐阜メモリアルセンターまで戻っていく。


長良橋近くのホテルや旅館がある通りは1番長良川に近いコース。良いコースだ。
どうやらこの辺で両親が応援に来ていてくれたらしいが、沿道にたくさん人が居て、全然気づかなかった。。。


長良橋をくぐると、あと3km!なんだかあっという間だ。


堤防コースを終え、いよいよ20km到達。もうゴールも目前だ。

いろんな学校の学生が沿道で応援していたが、我が母校である岐阜北高等学校の学生も応援に来ていた。

そして、ようやくゴール!
ゴール手前ではQちゃんが待っていて、ハイタッチしてからゴール。



ハーフマラソンのため、昨日会った時は何とも無かったにに、直前になって緊張とストレスから風邪も引いていないのに、急に声枯れになってしまうくらいビビっていた友人も無事ゴール(ゴール後、安心したのか、徐々に回復してきたのが笑える)。
しかも俺よりも速く。体型も痩せ型でランナーに適していて、素質があるんじゃないだろうかと思った。
走っている途中、友人のペースに張り合おうとしてしまい、オーバーペースになってしまって、コースを楽しむことができなかった。
でも、おかげでこれまでのハーフマラソンでのベストタイムの2時間6分だった。
なかなかに2時間切りは難しいなぁ。
完走者の2人で記念写真。友人は奥さんと2人の子供に「頑張って成し遂げたパパ」という父親の威厳を見せられてとても満足気だった。
こういう守るものがある人間は、こういうときには肉体的にも精神的にもより強くなれるだろうか。

ぎふ清流マラソンは本当に良い大会だった。
特に今まで走ったことがある大会の中でも、コースが良かった。
市街地コースも良かったが、その後の堤防コースからの長良川と山々の眺めは本当に素晴らしかった。
ここを走られるランナー達はとても気持ち良く走られただろう。
また来年も是非参加したいなぁ。