高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 24時間リレーマラソン

海の日を含む3連休。
今年もこの日がやって来た、「24時間リレーマラソン」の日だ。
去年も参加させてもらったので、今年も同期と共に参加させて頂いた。
この24時間リレーマラソンは、7月16日土曜日の12時にスタートして翌日17日の12時まで、7名〜15名くらいのチームでたすきをつないで、1周1.7kmのコースを24時間走り続けるという常軌を逸した競技だ。
酷暑続きの今年も土日共に快晴で、真昼間に走るのは暑くて厳しそうだ。
1年振りに昨年一緒に24時間を走りきったチームの皆さんと再会。
相変わらず皆さんも普段から走り続けているようだった。
こんな大会に毎年出場し続けるなんて、皆さん、どれだけ好きなんだろう。
暑い中に汗だくになって、チームの皆さんとテントなどを設営していよいよスタート。
この炎天下にスタート地点には凄い人。俺も含めてみんなバカばっかりでいいなー。とても良い雰囲気。


しかし、今日は天気が良過ぎ。日差しがかなり痛い。これは相当に辛そうだ。

こんなに過酷な状況なのに、この日は約250のチームが参加。

我がチームは、日中の暑い時間は約15人で1周交代で走り続け、涼しくなる夜間は1人の間隔を空けて寝る時間を作るためにも、2人ペアで2週ずつ走る体制で24時間を乗り切ろうとうことになった。
日中は1周交代にしたのは正解。日中は暑過ぎて、とてもじゃないけど、1週以上走れたものじゃない。
1周走った後は汗だくで熱中症にならないためにも、毎回頭から水を被らなくてはやってられなかった。
下の写真は、たすきを受け渡す場所。前と後のメンバーの周回タイムを把握の上できっちり打ち合わせておく必要がある。

ラソン会場では、セブンイレブンの出張売り場もあり、仮想大会などをやるイベント会場もある。
このときは「きれいなお姉さんと踊れる」という謳い文句につられて、エアロビクスを少しだけ体験。

そして、走り終わって疲れきったランナーのために、今年もチームには料理担当の方が来て下さっていた。
ランナーは走って、走った後は休むことだけに集中できるので、これは本当に助かる。しかも走った後は本当においしい。

走った後は次の自分の順番までまったりとくつろぐ。

深夜になってかなり涼しくなった。気温が低くなるとこんなに走りやすくなるものかと感動してしまい、もっと走りたくなった。
深夜なのにテンションは上がるものの、寝なくてはいけないので、3〜4時間ある空き時間で寝ようとするものの、熟睡できずに夜が明けてしまった。
朝食を作って頂いて、いよいよ最後の難関だ。日がどんどん昇るに連れて気温も最高で35度に達した。
まったく日曜日も憎らしいくらいに晴天だ。

去年もいたスパイダーマンの全身タイツを着たランナーもラストスパート。
この炎天下でよくやるなぁと思いつつ、自分もいつかやってみたいとうらやましく思う。


面白いなぁと思ったTシャツのプリント。ブラマヨの2人のギャグが混ざっているw

いよいよ残り1時間という時間になると、会場も俄然として盛り上がり始め、観客がコースに集まってランナーとハイタッチをし始める。
この恒例のハイタッチがこの大会の醍醐味なのだが、去年は運が良くてこの残り1時間に自分の順番が回ってきたので、ランナーとして体験できたものの、今年は順番が悪くてハイタッチを体験できなかったのが残念。



24時間経とうとするときには、もうみんなでカウントダウンをして盛り上がる。



我がチームも大団円の中で、皆さん24時間を無事に走り切ることができて、250チーム中80位という好成績だった。
チームの皆さんの汗が染み付いたたすき。走っている時にその重たさを痛感した。

これが24時間を走りきった証拠だ。

しかし、24時間はあっという間だった。
去年も経験していてどんなものかが分かっていたし、かなり暑かったけど、そんな過酷な状況の中を走ることができたのが楽しかった。
どれだけ暑いと言ったって1周たったの1.7kmで100kmマラソンの過酷さに比べたら月とスッポンだし、「そんな1番暑い時間に走るのなんてバカだろう。」と言われることをやるのがむしろ楽しい。
年に1回のイベントだし、来年も誘われたら出させて頂こうかな。
24時間リレーマラソン
http://www.24hrun.jp/west/index.shtml