高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 京都散策

大阪に来てはや7年目。
関西に住みながら京都にあまり行ったことがないので、京都在住の知り合いと京都散策することにした。
昼間に京阪電車祇園四条駅で降りて、まずはちょうど今がシーズンの川床を初体験。
先斗町の狭い道に立ち並ぶ小じんまりとした風情ある店の一角にある「大當両(だいとうりょう)」という店にやってきた。
先斗町の雰囲気、いいなぁ。

混んでいるだろうと思って、前日に予約しておいたのだが、時間帯を外して行ったためか、意外と空いていて予約席はひとつだけ。
なんだか恥ずかしい。。。

ゆば膳という湯葉尽くしのコースを頼んだ。
湯葉を使ったいろいろな料理を堪能できた大満足。とてもおいしかった。先斗町でオススメの店だった。

それにしても川床から眺める鴨川沿いのこの雰囲気、たまらなく良い。
川沿いを散歩しながら、時々寝転んでのんびりしてみたいものだ。
ランニングコースとしても良さげでランナーも多数。


腹ごしらえをした後は、暑さが戻ってきた残暑厳しい気候の中、八坂神社方面に行って知恩院にやってきた。
法然が宗祖の浄土宗の総本山だ。

三門という大きな門をくぐって急勾配な石段を上がると、本道の御影堂がある。

とても大きな寺で見応えがるのだが、今は工事中で全部を見れなくて少しザンネン。
知恩院の後は、同じ祇園地区にある建仁寺にも行ってみる。
仏像とか絵画とかの芸術にはまったく疎いので、全然期待していなかったのだが、ここにあった俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」は、素人目ながらもその良さがわかった。風神と雷神の絵の繊細さと雄大さはもちろんのこと、両神の「間」も絶妙で構図も素晴らしい。こういう芸術の良さがようやく分かるようになったのか。

建仁寺の中には珍しく風流な日本庭園を見ながらくつろげる場所があって、みんな歩き疲れのためか、腰掛けて同行者と語り合ったり、人によっては自分の家のように寝転んでいる人達もいた。お寺で寝るなんて異様な風景。


龍も襖に描いた「紙本墨画雲竜図」もインパクトあり。

それよりもインパクトがあったのが、法堂にある2002年の創建800年を記念して描かれた天井図「双龍図」が凄かった。

建仁寺は素人の自分でも十二分に楽しむことができた。これは外国人も相当喜びそう。
この日はかなり暑くて相当疲れてしまったので、祇園で京都スイーツを食べて京都散策終了。

今日はとても楽しくて有意義な1日だった。
まだまだ京都にはいろんなお寺などの観光地がたくさんあるので、また来てみるとしよう。