高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 村上龍を読む。

昨年から村上龍の『半島を出よ』(上・下巻)を読んでおり、年を越してようやく読了しました。
時間がかかった。。。
何よりもこの作品、とても読みづらい!
文章に段落がほとんどない。
文章中の会話の部分に「」がない。
登場人物が無駄に多過ぎる。
人物設定が細か過ぎ。
どうでもいいことのディティールを描き過ぎ。「よく調べたな、そんなどうでもいいこと。」と突っ込みたくなるくらい。
村上龍の作品は他に読んだことがないから知らんけど、彼の作品はいつもこんなかんじなのだろうか。
読みづらいから、ほとんど読み飛ばしていました。
しかし、そんな読みづらい中でも突然現れる「」の部分や段落が変わる部分があると、何か重要なことが書いてあるのではないかとひきつけられる。
彼はこれを狙っているのかもしれません。
話の内容もインパクトがあったのでなんとか上下巻読めたけど、時間かかったなぁ。

それにしても最近読みたい本がない。
最近、無理してそれほど読みたくない本を読んでいる気がする。
そこで決めました!
2007年は、ビジネス書や自己啓発本を読む!!
同じ無理するなら、普段読み慣れないけど、人生の糧になるビジネス書を読んだ方がいいじゃないか。
いつまで続くかわからんけど、2007年は小説やミステリーは控えてビジネス書を読みあさることにしよう。
ブクログ更新しました!
http://booklog.jp/users/kohki3103609

半島を出よ (上)

半島を出よ (上)

半島を出よ (下)

半島を出よ (下)