よいものはよい
最近、伊坂幸太郎の『死神の精度』を貸していたので、あの感動をもう一度ということで再読した。
やっぱりいい。
出張の際の移動中、眠いのに読んでしまった。
そんな中でも、前読んだ時も気に入っていたことばが、
幸せか不幸かなんて死ぬまで分からない。
長い一生、一喜一憂していてもしょうがない。
幸せだと思っていた人が今は不幸になっていたりと、棺桶の釘が打たれるまで何が起こるか分からない、ということ。
いくら幸せでも現状に甘んじないようにしなくてはな。
しかし、この本に出てくる「死神」のキャラクター設定が面白い。
ミュージックが好きでCD ショップに入り浸る、いつも雨が降る、受け答えがずれている・・・
こんな「死神」がいたら逢ってみたいな。
逢うとしたら、今日のような雨の日らしい。
まぁ、逢ったら7日後に死んでしまうんだけどね、この本の設定だと。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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