高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 よいものはよい

最近、伊坂幸太郎の『死神の精度』を貸していたので、あの感動をもう一度ということで再読した。
やっぱりいい。
出張の際の移動中、眠いのに読んでしまった。
そんな中でも、前読んだ時も気に入っていたことばが、

幸せか不幸かなんて死ぬまで分からない。

長い一生、一喜一憂していてもしょうがない。
幸せだと思っていた人が今は不幸になっていたりと、棺桶の釘が打たれるまで何が起こるか分からない、ということ。
いくら幸せでも現状に甘んじないようにしなくてはな。
しかし、この本に出てくる「死神」のキャラクター設定が面白い。
ミュージックが好きでCD ショップに入り浸る、いつも雨が降る、受け答えがずれている・・・
こんな「死神」がいたら逢ってみたいな。
逢うとしたら、今日のような雨の日らしい。
まぁ、逢ったら7日後に死んでしまうんだけどね、この本の設定だと。

死神の精度

死神の精度