高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 ベテランの活躍に元気をもらう

5月6日のG.W.最終日。
プロレス界では、とても元気が出ることがあった。
まずは、NOAHの武道館大会。
グローバルタッグリーグの最終戦GHCヘビー級チャンピオンの秋山準のタッグが丸め込みで勝利したのに、納得がいかないヨネ&力皇チームが試合後に乱闘を起こすという暴挙に出た。
リング上で袋叩きにされる秋山を助けに来たのは、かつての盟友・小橋健太!
慌てて逃げ帰るヨネ&力皇に、秋山はマイクで、
「ヨネ、リキ! 小橋さんと行くぞ。知らないからな」
と挑発して、小橋とがっちり握手を交わした。場内、大盛り上がり!
これでいよいよ腎臓癌手術から復帰した小橋が完全復活して、バーニングと呼ばれたかつての名タッグも復活だ!
今後が楽しみになってきた!

そして、新日本プロレス後楽園ホール大会。
キャリア17年ながら、これまで一度もIWGPのベルトを巻いたことがなく、あの武藤敬司に「アイツが何故これまで無冠なのかわからんな。試合をやった後でも分からんよ。」と言わしめる程の実力を持った中西学が念願のIWGPヘビー級ベルトを奪取した!
それも、調子のりで大嫌いな棚橋弘至(同じ岐阜出身なんだけど・・・)から取ってくれたのがうれしかった。
強靭な肉体と技術がありながら、これまで時の運か、はたまた実力なのか、肝心なところでコロッと負けてしまってチャンピオンになれず、後輩に先を越され、長年不遇の時代を送っていたが、ようやく花が開いた。ようやく中西の時代が来た。
そんな中西を見捨てずに応援してきた後楽園ホールのプロレスファン達も、それを分かっていたのか、ジャーマンスープレックスで試合が決まったときはスタンディングオーベイションで大「中西」コール!会場が揺れるほどの大盛り上がりだった。
試合後のマイクパフォーマンスも、「俺の進化が止まらな〜い!」などとバカなことをぬけぬけと言う、どこぞの若造(棚橋のコト)とは違って、涙ぐみながら慣れないマイクでファン達に御礼を言う謙虚な中西に対してとても感動した。
そんな馴染み深いベテランの活躍に勇気と元気が与えられた。

しかし、間髪入れずに、6月20日大阪府立体育館で中西vs棚橋の再戦が組まれることが発表された。
いきなり再戦なんて普通あるはずはなく、明らかに棚橋のリベンジを期待した運営側の魂胆が見え見えでかなり腹立たしい。
6月20日大阪府立体育館に行ってブーイングしようかな。。。