高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 仲間の痛みは自分の痛み

おそらく今いるプロジェクトでは最後になるであろう東京出張の日がやってきた。
名残惜しい気分もあったけど、そんなセンチな気分になっていられないくらいの暑さで大変だった。
暑くて暑くて疲れてしまい、冷静さを欠き、最後とは思えないくらい散々な出張になってしまった。
15時頃には品川に着いたので、このまま東京出張を終わらせるのは惜しいということで、2度目となる品川プリンスホテルにある映画館へ。
ちょうどいい上映時間であった、話題の『ROOKIES』を鑑賞。
原作の漫画も好きだし、ドラマも好きだったので、とても期待していた。
計らずも映画の序盤で上司から電話がかかってきて現実に戻されてしまったものの、その後はゆっくり鑑賞できた。
佐藤隆太演じる熱血教師・川籐のアツさ、ここまで更正するものかと思えるくらいの不良達の友情やサクセスストーリー、話を彩るGreeeenの曲(「遥か」という主題歌がいい!)がとても良かった。
一番好きなシーンは、指を骨折してまでヒット打ったものの、やせ我慢してキャッチャーを続けようとする高岡蒼甫演じる若菜に、いつもポーカーフェイスでコワモテの城田優演じる新庄が、

お前がいてーんじゃねぇよ。みんながいてーんだ。
お前の痛みはニコガクの痛みなんだよ!

と、交代を勧めるシーン。
仲間の痛みは自分の痛み、か。
なかなか感動して涙が出そうになった。
う〜ん、最後を締めくくったな、と自己満足。
こうして、後味が良いままに最後となる東京出張を終えた。