高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 追悼する

10月3日土曜日、ジムでがっつり運動した後、大阪府立第一体育館へとチャリで向かう。
今日は、プロレスリングNOAHの三沢光晴追悼興行の日だ。
自分の中ではあまり注目するカードはなかったけど、プロレスファンならば数々の名勝負を繰り広げた三沢を追悼するために行っておこうと足を向けた。

入り口には三沢のこれまでの栄光の軌跡ということで写真展が。
あれっ?自分の今までの中で一番の名勝負であった、2007.3.1日本武道館三沢光晴vs小橋健太戦の写真が無い。
三沢が負けた試合だからかな。。。

今日の試合は、蝶野参戦や川田参戦、高山と杉浦の一騎打ちなど見所が多々あったけど、一番観たかったのは、GHCJr ヘビー級タッグ選手権、金丸義信鈴木鼓太郎vs邪道&外道。
新日本プロレスとの抗争で因縁もあってとても楽しみだった。
予想通り、邪道&外道は試合開始前からやりたい放題。
ジョー樋口が読む認定書を奪って破り捨てる蛮行を犯し、試合が開始されるとリングに上がらずまったく試合をやる気の無い態度。
その態度に観客はブーイングの嵐だったが、さすがヒールを貫いている2人。純プロレスのNOAHのマットでもやってくれる。
NOAHでは一応ヒールである金丸&鈴木とは、ヒールのレベルが違う。ずっと嫌われ者でブーイングを心地よく思っている彼らがいると、試合に正義と悪がはっきりして試合がとても盛り上がる。
現にこの試合に限って、ヒートアップした大阪人の汚いヤジが激増した。それだけ試合に注目している証拠だ。
試合が始まると、金丸が外道の凶器攻撃で大流血。
この状況に観客も引き始めたが、金丸が最後復活して必殺のタッチアウトで外道をフォール!
見事のベルト防衛した。とても面白い試合だった。
試合終了後は、「偉大なる師に誓う いかなるときも全力で」という垂れ幕を掲げて、三沢に勝利報告した。

花道の上部にある大ビジョンでは、在りし日の三沢の映像が流れる。
これまでの映像がよく編集されていて、三沢のテーマ曲「スパルタンX」と合わせて観るととてもよかった。

全試合終了後、全選手がリングの周りに集まって三沢の遺影に向かって10カウントゴング。
その後に、アナウンサーから「赤コーナー、GHCヘビー級選手権者、255ポンド、三沢光晴」と最後のコールがされると、観客から三沢のカラーである緑と白の紙テープがリングに投げ込まれ、「三沢」コールが送られた。

三沢の遺影。

緑と白の紙テープが投げ込まれた主なきリングの周りに集まるプロレスファン達。とても印象的だ。

三沢への献花台。
6月に亡くなった三沢に対して、超満員のプロレスファンが集まる。三沢は本当に愛されていたんだなと実感する。
う〜ん、本当に惜しい人を亡くしてしまった。
悲しい。。。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2009/2009100301/index.html