高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 大阪ごちそうマラソン、完走!

11月21日日曜日快晴。
この日は楽しみにしていた「大阪ごちそうマラソン」の日だ!
先日海遊館に行った際に、大阪港駅に貼ってあったポスターを見て、記念すべき第1回大会だし、大阪の港区と此花区の街中を走る大会で、スタート地点も自宅から数十分と近いこともあって参加してみようと即決した。
最寄り駅の朝潮橋駅で下車してスタート地点の八幡商店街へ向かう。
天気はかなり良いし、大阪体育館の前の道の紅葉がとてもキレイだ。

八幡商店街に着いて、手続きを済ませて、開会式。
350名ほどしかいない大会なので、手作り感があって、こじんまりとしたカンジがとてもよい。
それにタイム計測もなく、交通規制もしない24kmのマラソンで、「交通規制は守りましょう。」と、「ゆっくり走った者勝ち」ということを教えてもらって終了。
本格的に走りたいランナーには不向きだけど、俺みたいな走ることを楽しみたいランナーにはうってつけのゆる〜い大会だ。


いつもは大会の記念Tシャツは着ないのだが、今回ばかりはほぼ全員が着用しているので、自分も着てみた。
普段は絶対着ないオレンジのTシャツだけど、こういうときは着ることができるし、1人で参加しているのにその他のランナーと一体感ができたカンジで、テンションが上がってきた。


Tシャツの背には「走り続ける人のために道はある。」という名言あり。

ゼッケンにはメッセージをひと言。タイムなど気にせず、余裕を持って景色を楽しみながら優雅に走りたいので、「優雅に!」と書いておいた。



スタート地点はなんと商店街のど真ん中。
こんな大会は今まで経験したことがない。面白い大会だ。

一気に350名のランナーが出発してはごった返してしまうので、何十組かに分かれて時間差でスタート。
しばらく行くと、信号に捕まる。
交通規制をしていないので、ランナーは歩行者と同じということで、信号待ちは当たり前。こんな経験も初めてだ。
おかげで適度にインターバルを取れるので、体力的にも余裕で、いよいよ楽しくなってきた。



最初は大阪湾を眺められる絶景ポイントにやってくる。
あぁ、絶景かな、絶景かな。
夕暮れの頃にはもっと美しいらしい。
なるほど、海遊館の近くにこんな場所があったのか。
海遊館にデートで来た後はここにもやってくるといいな。ふむふむ・・・


海遊館を傍目に走る。ランナーのために祭りのイベントも。ありがたいことだ。

海遊館の裏手には、日本一低い山である天保山がある。
あっという間に登頂してこのマラソンのでの目玉、渡し船の待合場へ。



渡し船の待合場所で船を待っている間に記念撮影。
海遊館のある港区からUSJのある此花区渡し船で行くのだ。乗船時間は3分半くらい。



船の中はこんなカンジ。オレンジのTシャツを着たランナーでいっぱい。



対岸に到着すると、走る舞台は此花地区へと変わる。


USJ最寄りの桜島駅を過ぎて、USJを傍目にひた走る。
そして、この後、最初の商店街である春日出商店街に到着。
商店街の方々がいっぱい声援してくれた。ハイタッチしてくれた。
また、マラソンでは考えられないくらいの食べ物を出してくれた。
ごちそうマラソンたる所以をまさに味わえた。






寿司やら饅頭やらいろんな食べ物を食べられるので、予想通り、ランナーでごった返す。走っている最中なので、かなりおいしかった。
食べ過ぎたら走れなくなるので、ほとほどにして先を目指す。
ここで半分の12km地点に到着。体力的に全然余裕。

そして、安治川トンネルへとさしかかる。
ここはいまだに川に橋がかかっていないので、川を渡るには地下トンネルが周辺住民の交通の一部となっている。
いまだにこんなところがあるんだなぁ。



そして、2つ目の九条商店街にやってくる。
ここはすごい長い商店街だった。そして、またもやいっぱいごちそうを味わえた。
果物ならよくあるものの、パンケーキやホルモン焼、シュークリームなどもあって、疲れで胃が蠕動運動をしなくなったこともあって、満腹になってきた。。。
そして、口の中がパサパサ。





この辺になってくると、道行く人々も増えてきて、このマラソン大会を知らない人々が、オレンジ色の悪目立ちしている我々を稀有な目で見ているのが分かる。
しかし、周りには同じTシャツを着たランナーもいて、こっちは健康的なことをやっているわけだから、怖いものなし!


九条商店街を過ぎた後は、あの岩崎弥太郎ゆかりの神社も立ち寄る。祭壇には三菱の社紋もあり。

お茶屋さんでも抹茶とお茶菓子をたしなむ。

最後のランドマーク、京セラドームにやってきた。変な形だ。
まだ入ったことがないので、一度来てみたい。


最後の繁栄商店街にやってきた。
大阪らしいたこ焼きとお好み焼き、極めつけは手打ちうどんまで出た。
ここまでくると、腹いっぱいで気持ち悪くなってきた。やばい。
でも、体力的にも大丈夫だし、足の痛みもないから頑張って走る。

そんなこんなで腹いっぱいで、足取りも重い中、ようやくゴール。
ゴールも手作り感満載だ。
3時間半近くかかった24kmの旅、とても満喫していて楽しかった。
たくさんのおいしいものを食べられただけではなく、商店街や関係者の方々のあたたかい声援などがあって、心にもごちそうを与えてもらった。
このマラソンのコンセプト、「お腹に心にごちそうを!」を堪能した。
心地良い疲れと共に、とっても癒された気がした。
来年も開催されるのであれば是非参加したいなぁ。

最後に、もらったパンフレットの中に、来年2011年10月30日に開催予定の大阪マラソンに関する最新情報が記載されたチラシが入っていた。
大阪城をスタートして中ノ島を通って御堂筋を南下して難波や通天閣を通って、京セラドームを巡って、インテックス大阪がゴールというコースらしい。
この先の楽しみが広がって、帰路についた。
今日は本当に楽しい1日だった。