高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 試合終了後はノーサイド

NHKで早朝に中継していたアルゼンチンで開催されているコパアメリカ2011(サッカー南米選手権
3強と言われていた、開催国のアルゼンチンとブラジルが予選から苦戦していて、紙一重のところで決勝トーナメントへ進出。
アルゼンチンのメッシをはじめ、ヨーロッパのリーグで活躍している名だたる選手達が切羽詰ったかんじで、国家の威信を賭けて必死に戦っている姿がとても面白くて録画していて観戦していた。
アルゼンチンは3強の一角のウルグアイに、ブラジルはパラグアイPK戦で、準々決勝で早々に消えてしまって、決勝は順当に勝ち上がったウルグアイvs決勝まで全て引き分けで上がってきた(PK戦で勝利)パラグアイになった。
こういう組み合わせになったら、俄然、パラグアイを応援。
何故かというと、パラグアイには「ネルソン・バルデス」という日本人にとってとても有名な選手がいる。
日本が大活躍した2010年6月のワールドカップ南アフリカ大会のパラグアイ戦で、最後のPK戦で日本の駒野が外して負けが決まった時、泣きじゃくる駒野に最初に走り寄って、額を合わせながらスペイン語でこう言って慰めた。

お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる。

そんな光景をTVで観ていて、「試合が終了した後はノーサイド」というスポーツシップに溢れた素晴らしい選手だなぁと感動してバルデスが好きになった。
試合終了後に勝った者と負けた者でお互いの健闘を讃え合って握手をし合ったり抱き合ったありする姿は何度見ても感動する。
そういう意味でスポーツって素晴らしいと思う。
結局、ウルグアイに大敗してしまって準優勝だったパラグアイだが、彼がいる限り、パラグアイは応援しようと思う。