高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 しまあじを釣る

2011年11月9日水曜日。仕事を早めに終えて、日本橋ワシントンホテルの地下にある「釣堀茶屋ざうお」にやって来た。
これまでも何度か来たことがある店で、店内に釣堀があって、そこにいる鯛やあじ、伊勢エビ、カワハギ、ヒラメなどを自分で釣ることができ、その釣った魚を活け造りや塩焼き、煮込みなどにしてくれる。
他店には無いサービスを展開していてとても飲む以外でとても面白い店なので、以前、地元からやってきた両親や友人を連れていったことがあって、そのインパクトのあるサービスにみんな大喜びだった。
ところが、一番の欠点は、魚が釣れない時である。
飲みに来ているのに、飲む前にイライラし始めて、「もう釣らなくていいか。」と言って、結局は店員に食べたい魚を注文することとなる。
この日もなかなか釣れなくて腹が減ってきたので、先に飲んで食べることにした。
少し食べて腹ごしらえをしたところで、2回目のトライ。
しかしながら、やっぱり釣れない。
どうやら釣堀にいる魚達も腹いっぱいのようだ。
餌を目の前に垂らしても見向きもしないので、バカにされているようでイライラしてくる。
そこで、餌釣りではなく、引っ掛け釣り(釣り針を魚の口に垂らして勢い良く口に引っ掛けて釣る)に切り替えることにした。
小さい魚は釣りにくいので、大きい魚目当てでやってみたら、あっという間に釣ることができた!

釣った魚は、しまあじ
以前も食べたことがあってその美味しさに感動した魚だったので、とても嬉しかった。
魚を釣り上げると、店員がやって来て、店内に響き渡る声と太鼓でお祝いをしてくれる。
飲んでいる客達もこっちを向いて注目するので、とても恥ずかしい瞬間だ。
しまあじは大きな魚なので、調理方法は活け造りと塩焼きを選択。

しまあじの刺身はその歯応えが特長。かなり美味しかった。

塩焼きも良かった。思わず白ごはんを注文。
でも、こんなにいっぱいあるとさすがに腹いっぱいで、最後は無理矢理、口に放り込んでいた。
せっかく美味しいのに、こんな腹いっぱいの状態で食べるなんて勿体無い。
しかし、このしまあじ、その大きさからもこの店で一番高い魚だったらしく、値段は¥4.980!
値段が高くついてしまった。ちゃんと値段を見て魚を釣らないといけないなとちょっと反省。
でも、自分で釣った魚をたらふく食べられることができて大満足。

面白いサービスを展開してきて、大阪観光の人達や子供達も喜ぶであろうとてもいい居酒屋だ。
また来るとしよう。