トカラ列島島めぐりマラソン：中之島（2島目）

10月27日の午前8時頃、トカラ列島2島目の中之島に到着。
島間の1時間の航行は船酔いと疲れを癒すために寝て過ごしたので、疲れは解消された。

こんな朝早くから島民の方々が我々を歓迎してくれている。とても有り難い。

日も登って快適な朝だ。例年、天候が悪いことが続いているようだが、今回は快晴で絶好のマラソン日和。

清々しい気持ちでのんびりしていると、いきなりスタートの号砲が鳴ってスタート。
十島村のボランティアの方々も1日で7島を巡らなくてはいけないので、焦ってるみたい。

島民の方々が沿道で応援してくれてとても嬉しい。手を振ったり、ハイタッチをしたりして応える。


太平洋の水平線を眺めながらの海岸線沿いの道路をランニング。本当に気持ち良い。


そう思っていると、あっという間に折り返し地点。早っ！この島は3km程度しかないようだ。
折り返し地点を超えると、前方に御岳という大きな山を臨みながら走る。

すると、夢のかけはしトカラリレーに参加の島の小学生に抜かれる。凄いダッシュだ。

負けまいと頑張って抜き返したものの、大人気ないこととタイムなんてどうでもいいことに気づいて、併走して「頑張れ！」と言いながら一緒に小学生と走った。
こういう触れ合いがいいなぁ。

あっという間にゴール地点のフェリーとしまが見えてきた。

約3km程度なので、15分程度。

中之島もほとんど堪能することなく、次の島へ。
ここでも島の応援に来てくれた方々や一緒に走った小中学生が我々を見送ってくれた。
ただ見送ってくれるだけではなく、船が離れていくと、港の端っこまで走って来てくれて、船が見えなくなるまで、「さようならー」「頑張ってねー」とずっと手を振ってくれた。
「ちょっと立ち寄っただけの人達に対して、ここまでしてくれるんだ。」という島民の方々の純粋さとホスピタリティ（思いやり）に感動して涙が出そうなシーンだった。




さて、次は3島目の平島だ！
平島なのに平らじゃないという噂の島なので、苛酷なコースになりそうだ。