高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 紅白歌合戦に感動

12月31日大晦日、例年であれば中学時代の友人と早朝から日帰りでスノーボードに行ってくのだが、友人に3人目のお子様が誕生したとのことで、今年は子育てに執念するらしく、中止となった。
12年連続続いた恒例行事も今年で途絶えてしまった。残念。
でも、今年は雪道運転でドキドキする必要はなく、のんびり過ごすことが出来た。
そして、今年は大晦日に初めてNHK紅白歌合戦を最初から最後までこたつに入りながらゆっくり観た。
(「笑ってはいけない」は、長すぎて中だるみするし、大晦日には好ましくない番組のように思えるので、録画して年明けにゆっくり観る。)
圧巻だったのは、ネットでもその素晴らしさが話題になっている、美輪明宏の「ヨイトマケの唄」。
ヨイトマケと呼ばれる昔の井戸を掘る作業などを行う日雇い労働者の親子の歌だ。
親が子を想い、子が親を想う、無償の愛の歌。
歌詞には差別用語も含まれているため、これまで公共の電波では流すことは出来なかったそうだが、東日本大震災の被災者などからの強い要望もあって、今回唄うことが出来たそうだ。
美輪明宏もこの日ばかりは金髪を封印して黒髪に黒子のような衣装で、演出はスポットライトのみ。
紅白歌合戦の華やかな雰囲気がこの6分間だけ空気が変わった。
美和さん曰く、「歌を唄うのではなく、歌を演じる」だそうだ。
終演後、その圧倒的な迫力に、曲紹介をした木村拓哉も一瞬涙ぐんでいたように見えた。
これは感動するわ。他の歌手の歌なんて全て忘れてしまうほど。紅白歌合戦美輪明宏が全部持っていった、と言っても過言ではない。

そして、ゲスト出演であった、大好きなアーティストであるmisiaも圧巻だった。
彼女はTVには全く出演しないことで有名なので、相当レアだ。
唄う場所は、アフリカのナミビアナミブ砂漠
気温は50℃近くあるそうで、砂嵐とかがあったらどうするんだろうかと思ったが、この日は「セット?」と見紛うくらいのベストコンディションでの中継となり、misiaは「Everything」と東日本大震災の復興ソングで「明日へ」を熱唱。いずれも自分の大好きな歌だ。
相変わらず素晴らしい歌唱力だった。
特に「明日へ」の最後の全力の伸びはいつもより長くて改めて驚かされた。
(風の音とか一切入っておらず、misiaの歌声のみを届けたNHKの技術にも驚き。)
5オクターブの音域を持つと言われており、日本人で恐らく一番歌がうまい女性歌手、歌姫だ。そう思う。





NHK東日本大震災復興ソングの「花は咲く」を東北地方出身の芸能人で唄っていた。
一輪の花を持つ被災者の方々の笑顔に感動。


紅白歌合戦って結構面白いことを知った。年末に良い感動を戴きました。