高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 Q鑑賞

分からない。
4月24日発売の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を購入し、観るのはこれで4回目になるが、分かりやすかった序と破とは異なるちゃぶ台をひっくり返したような分かりにくい内容で、何故こんな展開にしたのかが分からない。
また、全体に亘って暗くて和むシーンが無く、キャラクター達のセリフも説明不足で観客を置いてけぼりにするし、伏線があるような無いような謎が多過ぎる。
ファンの中でも賛否両論なので、考察が大好きなファンは喜ぶだろうが、初めて観る人はポカーンというカンジであろう。
何だか消化不良だけど、好きなシーンはあるし、主題歌の宇多田ヒカルの「桜流し」は大好きなので、こういうのもアリなのかな。

それにしてもDVDの発売が早い。2012年11月の公開から半年も経たないうちに発売とは。。。
内容的にこれまでほどの話題性はないだろうなぁ。
かなり分かりにくいけど、惹きつけるものがある、という従来の「ヱヴァっぽさ」が溢れる作品のため、ヱヴァファン以外にはオススメしかねる作品です。


大好きなラストシーン。
赤い砂漠の上を、男勝りなアスカがウジウジするシンジを引っ張り、その後をレイが付いていく。
まさに3人のキャラクターを象徴するシーンで、この後に大好きな宇多田ヒカルのレクイエムのような「桜流し」が荘厳に流れる。