高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 川内選手を応援するランナーや沿道のファンに感動

12月21日日曜日に山口県防府市で開催された有名な「防府読売マラソン」。
フルマラソンで、制限時間が4時間以内というレベルの高い大会で、12月に開催される年内最後の大きな大会として有名だ。
結果としては、川内優輝選手が中盤からスパートをかけてアフリカ勢を置いてけぼりにする強気な攻めで優勝したのだが、中盤から後半にかけての川内選手への応援が素晴らしかった。
ハーフの21km辺りで折り返すコースなのだが、川内がトップで折り返して独走していると、左からは沿道の盛大な応援があるのに加え、右からは折り返し地点に向かうたくさんの後続の市民ランナー達からも盛大な応援があって、とにかくこれまでのマラソン中継では見たことがないくらいの盛り上がりだった。
まさに四方八方からの応援を受けて、必死の形相でゴールに向かってひた走る川内選手は、大変勇気づけられた事であろう。
ランナー自身も同じ距離を走っていて辛いはずなのに、歩みを止めて腕を上げて川内選手を鼓舞したり、拍手をして大声で川内選手を応援するランナー達の姿をテレビ越しで垣間観て、「すごい応援だなぁ。これは勇気づけられるなぁ。」と思わず感動して涙が出そうになってしまった。
やはり、川内選手は市民ランナーの星であり、全国的にスゴイ人気だ。
折り返しのコースって、風景が変わらないので、一見、退屈なイメージがあるが、こういう有名なランナーが走る場合はこういうメリットがあるんだなぁと初めて知った。




川内選手はそのままサブ10(フルマラソンを2時間10分以内で完走)の好タイムで独走して優勝し、優勝インタビューで反対側を走るたくさんのランナーからの「勝てよー!」などの声援を受けて、「絶対勝たないといけない!」と奮起して頑張る事ができ、大変感謝していると言っていた。
この中継を観て、ランナーにとっての応援のありがたさを再認識する事が出来た。
来年、マラソンに出たときは、これまで以上に沿道の応援に感謝しながら走ることにしよう。思わぬ感動が得られ、良いマラソン中継だった。