高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 散り際の桜も美しい、今年最後の「咲くRUN」

4月11日土曜日。
今週は、日曜日に用事があったので、土曜日の朝にランニング。
来週4月19日開催の長野マラソンに向けての最終調整だ。
そして、今年最後の桜の花見ランニング(桜の花見をしながらランニングする事を「咲くRUN」というらしい)のチャンスになるだろう。
いつも通り、大阪市中央区役所をスタートして、中央大通沿いを走って、大阪港中央突堤で折り返し。

近くの花壇には、白い芝桜が植えられていた。白い花がびっしり。一度、芝桜が一面に咲いている公園に行ってみたいのだが、大阪周辺には無いみたいで残念だ。

朝潮橋駅にある八幡屋公園に立ち寄る。
港区にある桜の名所で、見頃の時期は区民の方々がここで花見に興じられているのだが、さすがに見頃を過ぎてしまって、そのような方々は少なかった。
桜は散り始めていて、葉もチラホラ。地面は、桜の花びらの絨毯になっていた。
見頃の桜もいいけど、こういった散り際の桜の儚さも美しい。



公園を出た後、朝潮橋駅近くのマンションで、ピンク色の花が咲いている木を見つけた。
こうやって上を向いて咲く特徴的な花は、恐らく「木蓮モクレン」だと思う。
モクレンを調べてみると、英語名は「Magnolia」と言うらしい。
マグノリアと言えば、1999年の映画「マグノリア」だ。あの題名はそういう意味だったのか・・・
一見関係の無い様々な人物が登場して、最終的に全員が交わる、当時としては珍しい群像劇だった。
当時人気のトム・クルーズ主演の映画だったものの、分かりにくくて一般ウケしないクセのある内容だったため、興業的に失敗だったようだが、最後は少し感動したので、もう一度観てみるとその良さが分かりそうだと思った事を思い出す。
何よりもエイミー・マンが歌った「Save Me」というエンディングテーマ曲が良かった。



そして、弁天町に行くまでにある磯路三丁目の桜通りも走ってみる。
ここもやはり桜は散り際だ。



これで今年の桜も見納めだ。
こうやって、毎年、各地に桜が咲き、それを見て愛でる、素晴らしい文化を持つ日本人に生まれて本当に良かった。
桜を見て、「綺麗」「美しい」「風情がある」「いとをかし」などと思う事ができる、日本人の繊細な感性を持っていて良かった。
そんな風にしみじみ思いながら、今週も20kmのランニング終了。