高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 企業対抗駅伝:今年はコスプレばかり!

5月23日土曜日、「企業対抗駅伝」に会社の同僚達と出場してきた。
最初に出場したのは、2013年11月。
元陸上部の会社の後輩がこの大会を見つけてきてくれて、会社の中でランニングを嗜んでいる5人で、1人5km×5区間=計25kmをタスキをつないで走ったのが初めてだ。
「マラソン個人競技」という先入観を持っていたものの、「みんなで走っても楽しい」と気付かさせてくれた。
2回目の出場は、昨年5月。
参加メンバーを募ったものの、1人5kmだと自分達ほど走っていない人には敷居が高くて敬遠されてしまって、人が集まらなかったので、3人チームで1人2km×3区間=計6kmを走る「企業対抗ファン駅伝」に、会社の同僚達と4チームの計12人で出場し、人が増えた上に、ユニフォームTシャツも作って一体感があり、とても楽しかった。
そして、今年は、1人2kmの「企業対抗ファン駅伝」に4チーム(計12人)に、1人5kmの「企業対抗駅伝」に自分を含めた1チーム(計5人)がエントリーして、更にメンバーが増えた。
この日走る会社の同僚17人以外にも、その家族や応援者も来てくれて、約20人で会場となる淀川の河川敷の土手に陣取って、ブルーシートを引いて、自分の番が来たら走り、走っていないときは飲んだり食べたり応援したりしながら盛り上がった。


先にスタートした1人2kmの「企業対抗ファン駅伝」では、女性のみのチーム部門で会社の後輩達のチームが見事1位という輝かしい成績を収めて、みんなで盛り上がった。女性のみのチームが7チームしかなったとは言え、これはスゴイ!

いろんな大阪の企業が集まっているので、この大会には名刺交換ブースというのがある。
自分も応援の合間にたくさんの参加企業の方々と名刺交換。なかなか面白い企画だ。何か縁があれば良いとは思うものの、恐らくこれっきりになるだろうが・・・

そして、自分が走る1人5kmの「企業対抗駅伝」。
過去2回の経験上、毎年、とてつもなく速いランナーがいて上位を狙っている会社がたくさんあって、いくら我々の会社のメンバー5人全員が真面目に走ったところで、上には上がいてまず順位は望めないのは明らかなので、「速く走るよりも、楽しく走ったもの勝ちだ!」という考えに至った。
ということで、同じチームで走る会社の同期とも話し合って、先週の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンに引き続き、2週連続のスパイダーマンで走ることに決めていた。
当初、「1年に1回、地元開催のあの大会限定でコスプレをして走る」と決めていたのだが、先週の楽しさと興奮が忘れられず、味をしめてしまって、その約束を1週間もしないうちに反故にしてしまった。
こんな格好で走るのは自分だけだろうと予想していたら、「企業対抗ファン駅伝」で自分よりも先に走っていた会社の後輩達もコスプレを用意していた。
「先を越されてしまった・・・」という何だか負けた気分になると共に、「真面目に速く走るよりも、こういう時しかできない姿で楽しんで走りたい」という自分と同じスタンスにとても共感を覚えた。
ショッカーに、セーラー服、メイド服、幼稚園児服。
会社の後輩の女の子達もそれを着てくれて、自分も健康的ないち成人男子として嫌いじゃないので、照れながら一緒に写真を撮ってもらって嬉しかった。
そして、自分も「企業対抗駅伝」の第一走者の時間が近づいてきたので、スパイダーマンの姿に変身。
後輩達も良いリアクションで驚いてくれ、せっかくのコスプレをしている後輩達と共に記念撮影。


そして、「企業対抗駅伝」のスタート!
5月中旬のなかなかの暑さの日に、自分のように全身タイツにマスクというふざけた姿で走ろうとするランナーは他にはおらず、なかなか目立つ事が出来た。
コース沿いでは「スパイダーマン頑張れ!」という応援をもらえたし、淀川河川敷の野球場で練習をしている野球少年達に稀有なものを見る目で見つめられたし、スタート&ゴール地点の沿道ではたくさんの方々とハイタッチして盛り上がる事ができて楽しかった。
当初、「先週はこの姿で21kmも走ったんだから、たった5kmなんて余裕だ!」と甘く見てスタートしたものの、ゆっくり走った先週とは異なり、5kmをそれなりにハイペースで走ったので、たった5kmとはいえ結構疲れたのだが、無事、第二走者にタスキをつなぐことができた。


第二走者から第五走者までそれぞれが快走してタスキをつないで、今年も無事ゴール!

順位なんかどうでもいい。みんなと一緒に楽しめたので、それで良し。

競技終了後、大会のメインゲートの下で、参加者全員での記念撮影。

1年に出場するほとんどのマラソンは1人で楽しむものだが、たまにはこうやって団体でひとつの目標を目指して、その目標を果たした時に一緒に喜びと苦しみを分かち合うの面白い。
今年も良い思い出ができた。また、来年も出場したいものだ。もちろんまたコスプレをして!
http://www.sportsone.jp/ed/kekka_osk_2015.html