高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 富山マラソン限定の錫100%製ビアカップ

2015年11月1日に出場した富山マラソンの事務局から、大会限定の錫(すず)100%製のビアカップが届いた。
富山マラソン前日のEXPO会場にて、大会のスポンサーで完走メダルを製作した富山県高岡市の鋳物の有名メーカー「能作」のブースで、錫製の食器を見て思わず立ち止まった。
以前、会社の同僚が退職する際に餞別として送った錫製のおちょこを見て、以下の錫の他の金属とは異なる不思議な魅力を知り、ずっと自分も自分用の錫製の食器が欲しいと思っていた。

  • 銀色という美しさ
  • 金、銀に次ぐ高価な金属
  • 酸化しにくくて抗菌性が高いため、長持ちする
  • 金属アレルギーになりにくい
  • 錫の器に入れた水は腐らない、お酒の雑味が抜けておいしくなる(科学的な根拠は定かではない)
  • 金属としては柔らか過ぎるために、純度100%となると高度な職人技が必要となり、鋳造が難しい

そこに来て、この大会限定の錫製のビアカップ。購入するのをその場で迷わず即決してしまった。
ラソンに出場するだけでもお金がかかっているのに、またいつもの浪費癖で散財してしまったが、念願の錫100%の食器、ただでさえ貴重なのに、カップの壁面には思い出深い富山マラソンのオリジナルロゴの他、自分の名前と当時の自己ベストであった完走タイムが彫られており、まさに世界でひとつだけの代物なので、買って後悔は無い。
そんな世界でひとつだけの錫製ビアカップを手元に置いて、食事の度に使っているとあの楽しかった富山マラソンを思い出して、毎回テンションが上がる。



前述のように、この錫製ビアカップにお酒を入れると美味しくなるらしいので、自分も試しに、届く直前に行っていた三重県伊勢市で購入してきた、伊勢ピルスナーという地ビールを入れてみる。
うん、酒好きではないので、ただの気のせいかもしれないが、何だか美味しい気がする。
世界でひとつだけものという貴重さを痛感しながら、富山マラソンを思い出して飲んでいるからかな。