高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 台風中止その1:第17回歴史街道丹後100kmウルトラマラソン

2017年9月17日日曜日。
本当であれば、この日は歴史街道丹後100kmウルトラマラソンの日だった。
前日の名古屋での結婚式に参列した後、そこから車を飛ばして舞台となる京都の丹後半島まで行って、深夜に当日受付をして、午前5時にスタートするという無茶苦茶な強行スケジュールの予定であった。
しかしながら、この3連休に台風18号が接近するということで、9月15日金曜日に楽しみにしていた丹後100kmウルトラマラソンの中止が決定。
台風での大会中止の経験は、長らくマラソンをしているが、この時が初めて。
我々ウルトラランナーは、雨風の中でも走るくらいの想いと覚悟はあるものの、それを支えるボランティアの方々のことやもし強行開催して何かが発生して今後の開催に影響が出てしまうようなことなどを考えたら、大会側の中止の決定は已む無しだと思った。
なので、「そんなに生き急ぐ必要はない。来年またエントリーしよう。」とすんなり諦める事が出来た。
同日開催の広島県の安芸太田しわいウルトラマラソンなんて、2年連続の中止なので、そちらに出場しようとしていたランナーよりはマシだ。
先週、ビワイチ(琵琶湖周遊ウルトラマラニック)を走っている時に、あまりの辛さに「来週の丹後ウルトラは止めておこうかな」と思っていたくらいだし、暑くて被り水した時に左足を濡らしてしまって、足がふやけた状態で走っていたことで足の裏の皮がめくれてしまい、そこが再生しきれず、今週ずっと休足していたので、今回の事態は神様が「お前は休め」って言っているんだと思うことにした。

三連休初日の16日土曜日に名古屋で高校時代の友人の結婚式に出席した後、久し振りの同級生達との再会に新郎・新婦を交えて終電まで盛り上がって、その日のうちに大阪に帰る事が出来なくなったので、急遽、名古屋駅前のホテルで宿泊して、17日日曜日の午前中に帰阪することになった。
本当は、結婚式後に丹後半島に向けて車を運転していたハズだったので、それよりはマシだ。
ようやくビワイチで受傷していた左足裏の皮が再生し始めたので、夜に大阪城中之島公園ナイトランニング。
1週間振りのランは、十分に休足した後でもあるし、台風が来る前で風があって涼しかったこともあって、快調に走る事が出来た。よし、これで完全復活だ。
この日、大阪は台風の暴風圏内に入っているのに21時頃まで大丈夫だったが、それ以降、いよいよ雨が降り始めた。降る前にランを終えて良かった。
丹後100kmウルトラマラソンの中止により、2017年内のウルトラマラソンへの出場が無くなってしまって、このままでは物足りない気分に襲われた。
そこで、昨年も出て完走しているので、今年の出場はどうしようかを迷っていた12月開催の沖縄100kウルトラマラソンにエントリーしておいた。
「こんな珍しい事が起こるもんだなぁ」とこの時は思っていたが・・・