高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 10.27NOAH武道館大会

10.27に行われたNOAHの武道館大会。
感動の場面が2つもあった。
まずは、小橋健太の復帰宣言。
腎臓腫瘍の手術を乗り越え、12.2の武道館大会で復帰。
復帰戦は、以前の高山善彦の復帰戦で組まれたが、小橋の欠場で立ち消えとなった時と同カードの、「小橋健太&高山善彦vs三沢光晴秋山準」。
そのカードが発表された直後、小橋以外の3選手が小橋の復帰を待ってましたとばかりに次々とリングに上がり、小橋とがっちり握手。
4選手の凄さを知っているだけに、小橋の為にわざわざ3選手がリングに上がり、復帰を讃える素晴らしいシーンにかなり感動した。涙が出そうだった。

そしてもうひとつは、GHCタッグ戦の「ディーロ&ブキャナンvs丸藤正道&杉浦貴」。
大きな体格にコンビ歴も長い外国人タッグに、防戦一方の丸藤&杉浦が最後まで粘りに粘って、体格がでかいと体力がなくて打たれ弱いという弱点をついての大逆転の勝利をもぎとったかなりいい試合だった。
そんな試合後のディーロ&ブキャナンの態度に感動した。
一方的に攻めていながらの負けで悔しいはずのディーロ&ブキャナンは、まったく悪ぶれもせず日本人よりも礼儀正しい礼をして自分達のベルトを丸藤&杉浦に渡して、お互いの健闘を称えあって抱き合った。
試合が終わったら、ノーサイド
そんなディーロ&ブキャナンの潔よくてスポーツマンシップな態度に、会場の観客から「R.O.DR.O.D!」と彼らのチーム名を大合唱。
勝った選手より負けた選手の方が讃えられ、喝采を受ける。しかも日本人ではなく外国人が。
試合には敗れてベルトは失ったものの、プロレスファンからのあつい声援を受け、ハートを掴んだ2人の外国人。
そんなすばらしい2人の外国人を観て、こちらも感動して涙が出そうだった。
こんなに感動した大会は珍しい。LIVE映像だったからだろう。やっぱりLIVEでプロレスを観るのは楽しいなぁ。