最近読んだ本達
男の中の男として尊敬に値する2人の作家の作品をこの度ほぼ同時に読了。
- 作者: 川北義則
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: 文庫
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そして、「一人時間」を作って一人で愉しめることが重要である。
一人になって「寂しさ」「もののあはれ」」を感じることは、素直な気持ちで自分を顧みることができる。ものを考えさせ、人を成長させる機会を与えてくれる、ということを説いている。
中でも以下の下りが心に響いた。
高齢になることを見越して、いまのうちから必死になって体を保たせることを仕事にすべきだ。深酒や喫煙を止め、運動を怠らず、誰かの世話になればいいという甘えを捨てて、死ぬ日まで自分のことは自分でするという強固な目的を持つべきだ。
年を取って年相応に枯れるなんてのは、一銭の価値も無い。それよりも年を取るにつれて年がいのない人になるべきで、それこそ生きている価値があるというものである。「年がいもなく、何やってんの!」と言われることに果敢に挑戦してみるべきだ。
- 作者: 里中李生
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2011/10/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「不況だから・・・」とか、「疲れているから・・・」なんてのは、自分が何もしないことに対する自己肯定のための単なる言い訳でしかなく、そんなことを言っているうちは何にもできない。
「最悪は死だ。それ以外は最悪ではない。」という気概を持って何かに取り組めば何でもできる、ということを説いている。
お二人のおっしゃることを胸に、今後も「男磨き」に専念しよう。
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