高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 最近読んだ本達

男の生き方を教えてくれる心の師匠のひとりである、川北義則の作品。
今回は、男としてのお金の正しい使い方を教えてくれる本だ。
本作にもいろいろな目からウロコの著者の一家言が散りばめられていた。
やはり、彼は偉大だ。。。

  • 安全な場所にいて、辛いことは避けて通り、「お金さえあれば」と溜め息をついている人は、いざお金ができても、何もしないし、何もできやしない。自分の境遇や立場に不満があるとしたら、それは自分のために『生きたお金』を使って来なかったからだ。現状は、自分自身が望み、選択した結果なのである。
  • 「お金儲けや拝金主義は悪である」のように、ミソもクソも一緒にしてお金を悪者扱いするのは間違っている。お金は善でも悪でもなく、それを扱う人によるのだ。
  • 贅沢を知り、貧乏を楽しむ。贅沢体験を学んで貧乏も楽しむことが出来る人こそが、「富に溺れず、貧に動じず」の人生を送るtことができる。
  • 「お金」だけで人は幸せになれない。「お金」、「やりたいこと」、「時間」、「友達」のバランスがうまく揃っている人こそが幸せになることができる。
  • 生き金と死に金を分ける基準は、「自分が愉しめるかどうか」である。
  • 人生をトータルで考えた時の収支を黒字にする、あるいはトントンにするという発送である。
  • 人生の機微というものは、無駄金の中から生まれてくる。
  • 夢を追える人は、おみくじで大凶が出ても、「あとはよくなるばかりだ。これは縁起が良い。大吉なんて、あとは悪くなるばかりだ。」といいように考えることができる。

男はお金とどうつき合うべきか  (だいわ文庫)

男はお金とどうつき合うべきか  (だいわ文庫)

2011年のベストセラーで、ドラマ化もされ、大人気の東川篤哉の作品を読了。
しかしながら、続編のジンクスなのか、1作目と比べて面白さがイマイチだった。
特に令嬢刑事の麗子と毒舌執事の影山、勘違い御曹司の風祭警部との面白い掛け合いが前作から見劣りしていたような気がした。
でも、影山の「ボーン・コレクター」のリンカーン・ライムよろしくのアームチェアー・ディテクティブ(安楽椅子探偵)振りは健在だった。
全ての話が影山の推理中心で展開されており、話の結末が詳細に書かれないカッコイイ終わり方も「お後がよろしいようで」と言っているようでさすがだった。
今回は期待し過ぎたのかな・・・、3作目に期待するとしよう。
謎解きはディナーのあとで 2

謎解きはディナーのあとで 2

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