高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 良いスポーツマンはメンタル面も優れている

今更であるが、2012年1月2日と3日に実家でじっくり観ていた箱根駅伝での東洋大学のダントツ優勝とランナー達の雄姿は凄かった。
そんな中でも、東洋大学柏原竜二の以下のコメントには感動した。

僕の苦しさはたったの1時間ちょっと。
福島や東北の方に比べたら全然苦しくない。
少しでも勇気が出たと言ってもらえたらいい。

この年齢で自分の成果は置いておいて、福島の被災者の方々のことを思いやることができるなんてどういう器の大きさなんだろう、と感心した。
彼の大学卒業後の活躍をこれからも応援していきたい。
そして、「他者への配慮」といったら、東洋大学酒井俊幸監督のコメントも素晴らしい。

昨年(21秒差で2位)の悔しさがあるので、優勝できて本当にうれしいです。
記録に関しては想像以上に選手たちが頑張ってくれたことと、昨年優勝した早大、駒大といったライバルチームがいたことで危機感が生まれて、強くなれたと思う。
悔しいから、じゃあなにができるのかを自覚を持って、選手のみならず、部員全員やマネージャーと総力戦で挑んだ結果。
来年はまた、一戦一戦つくりなおして頑張っていきたい。

やはり、良いスポーツマンはフィジカル面だけではなく、メンタル面も優れているようだ。
自分も自己中心的な生き方ではなく、いつ何時他者への配慮・思いやりを忘れずに生きていこうと新年早々、心に誓った。