高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 最近読んだ本達

ブクログ、更新しました!
http://booklog.jp/users/kohki3103609

既刊の2冊の売り上げが累計で100万部を突破して巷で噂になっているので読んでみた。
ライトノベル(通称、ラノベ)初挑戦だ。
ジャケットのイラストも気になって、半ばジャケ買いなところもあったけど、読了後の感想は面白かった。
古書大好きな古書堂の店主とアルバイトで入った本嫌いな主人公による有名な古書を巡ってのちょっとミステリが入ったいろいろな話が展開されている。
夏目漱石太宰治などの有名どころなどいろいろな作家に関する薀蓄を女性店主がところどころで語るので、古書に興味が無い自分でも愉しく読むことができた。
面白かったのもあってか、あっという間に読了。
文学的な用語も少なくて気軽に読めたし、いきなり文庫本で発刊される点が確かに「ライト」かも。
第一巻が面白かったので、その勢いで第二巻も一気に読了。
各話を通して登場するキャラクター達の個性も固定されてきより一層面白くなってきた。
そして、女性店主と主人公の関係が徐々に近づきつつあるので、その行く末も気になる。
こんなことを言っているということは、客観的に見て「ハマっている」という状況に間違いないようだ。
好きなものができて、将来にささやかな楽しみができたってことは良いことだ。
第3巻の発売は春先になるそう。楽しみだ。
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

村上春樹が惚れ込んで、この小説の翻訳を翻訳家として目標としてきた名高い、スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャッツビー」。
どんな作品なんだろう?と楽しみにしていたが、ダメだ、全然話が入ってこなかった・・・
あとがきで村会春樹も述べているが、この話はどうやら原文が一番素晴らしいらしい。日本語に翻訳すると多くの美点が失われるとのこと。
ただ原文で読むには英語が難しくて日本人には難しい為、これまで日本では良い評価が得られなかったとのこと。
これは俺には理解するのが難しそうだな。
図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

有川浩の代表作。
会社の後輩も大絶賛していたので、期待して読んでみた・・・のだが、この話の背景になっている近未来の図書館を巡るいろいろな設定や登場人物達の価値観・考え方などがイマイチ頭に入ってこなかった。
どうやら自分にはこういうSF小説的な話は合わなさそう。今回はそれが分かっただけでもよしとしよう。
ただ、図書館を巡るよく分からないやり取りの合間にあった、登場人物達のラブコメっぽいところは面白かった。
阪急電車」みたいな現実的な小説であれば面白いかもしれないので、そっちを次の機会に読んでみよう。