高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 北海道マラソンで学んだこと

北海道マラソンは、終始、本当に辛い展開だった。
中盤で吐き気に催されていた時は、辛過ぎてまさに「地獄」であった。
初めて自分に負けてリタイアしようかと思った。
しかし、諦めずに前を見て息も絶え絶え走り続けた結果、とんだきっかけから奇跡が起きて、どん底から一気に挽回し、なんとか制限時間を少し超えただけで完走することが出来た。
タイムは最悪だったけど、そんなものは関係無い。
この辛さを体験できただけで十分に貴重で、今となっては良い思い出だ。
辛い経験の先にあった充実感・達成感は、何物にも代え難いくらいの気持ち良さがあった。
そして、この「地獄」を見た経験と「最終列からの完走」という経験は、自分にとって本当にでかかった。
自分にフルマラソンを走りきれるだけの体力があることを再認識できたし、苦しい思いをしたからこそ、自分の弱点をたくさん発見できて次への課題が明確になった。
こうして、またひとつ階段を登って強くなることができた。自分で自分のことをより好きになることができた。
辛い、故に楽しい。これは人生の真理だ。良い思い出ができた。

完走後、北海道新聞の号外を入手。やっぱり優勝は川内優輝


完走メダルと記念のベル。
制限時間を超えてしまったものの、この完走メダルをもらえて本当に良かった。ほっとした。
こんなに嬉しくて思い出深い完走メダルははじめてだ。
変な形のメダルだけど、男の勲章として大切にするとしよう。