高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 世界遺産・熊野古道を駆ける!2日目前半

9月16日日曜日、第1回世界遺産 熊野参詣道小辺路トレイル・ファンラン2012の2日目。
前日は何もすることが無くて21時過ぎに寝たこともあって、5時過ぎには目が覚めて朝7時のスタートに向けて準備を開始。
2日目は昨日の快晴とは異なり、雨の中でのスタート。
頭と腕を通す穴を開けたゴミ袋を被ってスタートする。気休み程度の雨除けだ。
自分も含め、みんなこんな雨の中に走るとは奇特な連中だ。
どうせ汗で濡れてしまうし、多少の雨なんて関係無いとみんな思っている。




いよいよスタート。体調は昨日と同様に万全。今日はどんな旅になるか、とても楽しみだ。
お世話になった十津川村の集落の民家の横を通り過ぎて、神納川に架かる船渡橋という吊り橋を渡る。


吊り橋を渡りきると、早速、第2の難関である三浦峠だ。
早速の登りだ。なかなかにキツイコースだなぁ。
さっきまで居た五百瀬小学校の生徒も「今からがんばれ」の声援。うん、頑張る。

ここもまた標高1080mある三浦峠だけあって、登りがキツかった。
昨日の伯母子岳の登りと同様に、立ち止まっては呼吸を整え、また登り始めるの繰り返し。
登りのペースが遅いので、後続からどんどん抜かれる。
最初からこんなんで今日は大丈夫かなぁと不安になってきた。
登りの途中には大杉の防風林がある。雄大だ。

なんとか三浦峠の頂上に到着。ふぅ、かなり疲れてしまった。


が、ここからは得意の下りだ。さて、挽回するぞ。
比較的なだらかな下りなので、颯爽と駆け抜けて登りで抜かれたランナー達を抜き返す。
下界に降りてくると、第1チェックポイント。
なんとか無事、2つ目の難関を乗り越えることができた。
山の中では気づかなったかったが、結構雨がひどい。


ここからは十津川村の中を国道425号線沿いに約7km走り続ける。
ここで自動販売機を発見。昨日から水分が足りていなかったので、ここでやっと心置きなく水分を摂ることができた。助かった。自動販売機1台がこれ程有り難い存在になるとは思ってもみなかった。

そして、これまでオフロードをずっと走ってきて大変だったので、それに比べたら舗装道路なんて楽勝だった。
オフロードを走ったからこそ、オンロード(舗装道路)の有難みが痛感できた。
これだけでも良い学びだ。
雨の中を延々と走ると、道の駅「昴の里」が見えてきた。
ここにも自動販売機が溢れていて十分に水分補給。
2日目は水分補給のポイントの面では恵まれていた。


さて、次は最後の難関である果無(はてなし)峠だ!
名前が「果無(はてなし)」とはこれ如何に!?
またまた相当大変そうだ。。。