神戸六甲縦走トレイルラン:第1関門・鵯(ひよどり)越駅まで
3月16日土曜日、今日は楽しみにしていた六甲連山を縦走する「神戸六甲縦走トレイルラン」の日。
山の中を走るトレイルランニングに挑戦するのはこれで3回目であり、2012年9月に走った熊野古道のトレイルランニングから約半年振りだ。
8時30分からのスタートに向け、山陽電鉄の須磨浦公園駅に到着。
ここは2012年11月の神戸マラソンで走った国道2号線沿いにある公園だ。懐かしい。
それにしても今日は雲ひとつ無い快晴に恵まれた。
こんなコンディションで、大自然の中で走ると、気持ち良さそうだ!
スタート地点には、500名近くが集まっており、凄い人だかり。
みんな、トレイルランニングが大好きなようで、通常のマラソンとは異なり、バックパックを背負って走るスタイルだ。
自分も早速、準備開始。
今回はバックパックの他、先日購入したハイドレーションもセッティング。
これでいつでも水分補給ができる。
その他、携行食や雨などを数多く入れて準備完了。
さて、40km程先の有馬温泉に向けて、いよいよスタートだ!どうなることやら。
まずは、六甲縦走路の最初の山、鉢伏(はちぶせ)山と旗振(はたふり)山と鉄拐(てっかい)山をつなぐコースだ。
標高250m程度だけど、頂上からの景色はとても綺麗。
明石方面には明石海峡大橋が見えた。
神戸側には朝靄でぼやけた高層ビルが立ち並んでいる景色が見えた。
鉄拐山には、おらが茶屋という茶屋があった。トレッキングの方々はここで一服するようだ。
鉄拐山から1人しか通れない狭くて急な階段を下りると、高倉台という市街地に入る。ここはウォーキング指定のコースだ。
そこを抜けると、次は栂尾(とがお)山と横尾山と東山をつなぐコース。
最初の栂尾山の登りの階段がかなり急でやばかった。
横尾山と東山の間には、この縦走路のハイライトのひとつでもある「馬の背」といわれる、風化によって出来た狭く険しい稜線を越える。須磨アルプスと呼ばれているそうだ。
写真でも見ていて一度通ってみたいと思っていたので、疲れもなくなり、すごいテンションが上がった。
馬の背を越えて、2つめに山を降りた後は、1つめのエイドステーション。
水分だけ補給して、妙法寺という市街地を走る。
3つめの山は高取山だ。
ここの登りもまだまだ余裕。頂上には、荒熊神社と高取神社があった。
頂上から臨む神戸市街の眺望も絶景だ。
高取山を駆け降りて、丸山という市街地を走り、第1関門である鵯越(ひよどりごえ)駅に到着。
ここではまだ10kmを越えた程度だ。まだまだ体力も余裕と思っていたが、下りで足が痙攣していたようで、ここを過ぎた後に走っていたら足がもつれて力が入らず、こけてしまった。
結構、足に疲れが来始めているようだ。
コンプレッションウェアで全身を覆っているので大事には至らなかったが、これからが本番であり、地獄を見ることになる・・・