高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 さが桜マラソン:佐賀へ

4月6日土曜日、明日のさが桜マラソンへ参加するために、朝から佐賀県へ移動。
ここのところ、毎日23時近くまで仕事していて疲れとストレスが溜まっていたので、週末くらいは非日常を楽しんでデトックスしなくては。
まずは、新大阪駅から朝一のみずほに乗って博多駅まで行く。
みずほは、JR西日本JR九州山陽新幹線九州新幹線新大阪駅 - 鹿児島中央駅間で運行している新幹線で、さくら&つばめよりも速く博多まで行く。
1日に5便しかなく、一度乗ってみたかったので、やっと乗れて嬉しかった。




博多まであっという間に到着。
というか、日頃の疲れからせっかくみずほに乗ったのに、快適過ぎてあっという間に眠ってしまい、気づいたら博多だった。
この日は爆弾低気圧が日本にやって来ていて、東海地方や関東甲信越地方はひどい天候だったものの、西日本地方は通り過ぎてくれていて雨だけだったので、なんとか明日は天気が回復しそうだ。
博多からJR鹿児島本線に乗って鳥栖までやって来て、長崎本線に乗り換え。
鳥栖といえば、サロンパス久光製薬の本社があり、そしてサッカーのサガン鳥栖の本拠地だ。
鳥栖駅の目の前には、ホームスタジアムのベストアメニティスタジアムがある。
こんな雨の日なのに、午後からキックオフの清水エスパルス戦のためにサポーター達が集結している。好きなものがあるっていいなぁと思った。


大雨の佐賀駅に到着。
九州には仕事やらプライベートやらで何度も来ているが、佐賀県に降り立つのは初めて。

佐賀駅から徒歩20分くらい歩いて前日受付会場の総合体育館にやって来たものの、ランナーも係員もまばら。明日、本当に開催されるのかが不安になるくらいだった。こんな雨だから仕方無いか。
ホテルのチェックインまで時間があったので、佐賀市内をブラブラしてみることにした。
佐賀県庁や佐賀城跡を散策。
佐賀県立美術館では、ガールズバンドがミニライブをやっていた。
普段なら時間が勿体無くて観ないだろうけど、今日くらいはのんびりと観覧。
雨の中で客がまばらな中でも頑張って演奏していた。

早稲田大学の創設者である大隈重信などの佐賀の六賢人と言われている中には、大木喬任(たかとう)と言われる方がいるそうで、その方の生誕地にある大木公園にも同じ苗字の者として立ち寄ってみた。これは大木喬任を祀る石碑だ。

そして、佐賀の街中は佐賀城下のためか、小さな水路がたくさんあってとても良い土地だと思った。
家の近くに水路があるような街に住んでみたいなと思った。



ぶくぶく太った大きな鯉が何匹も泳いでいた。
これだけの水路が街中に整っていれば、こんなに大きくなるワケだ。


そして、腹ごしらえは、佐賀の新名物らしいシシリアンライスを食す。
ライスの上にキャベツと焼肉をのせてマヨネーズをかけて食べる新名物で、とても美味しかった。

佐賀の三大お土産である、佐賀錦丸ぼうろ小城羊羹も試してみる。
素朴な味で食べ始めると止まらない丸ぼうろがお気に入り。



こうして雨の中の佐賀散策は終わり。
雨の中を歩いて濡れながら、かなりの距離をウォーキングできて、明日のための良いウォーミングアップになった。
そして、初めての土地だったので、大した観光スポットがなかったとしても、この土地にいるだけで非日常を感じられて楽しかった。
夜になっても何もすることがないので、ホテルの大浴場でのんびり今日の疲れを癒した後は、「明日のさが桜マラソンも無事完走するぞ!」という思いを胸に、明日に備えて早々に眠ることにした。
明日は晴れるといいな。