高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン、3年連続完走!

さて、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの後半戦。
千鳥橋を渡れば、あとはスタート会場であった岐阜メモリアルセンターに戻るのみだ。
千鳥橋の上からの眺め。自動車の中ではなく、こうやって公道のど真ん中を走りながら眺められるのも1年に1回のこの日だけだ。

千鳥橋を渡って、古津に到着。子供の頃、この近くにあるスイミングスクールによく通ったものだ。

鬱蒼と茂った森の中を越えた後にあるホテルの前では、ホテルの従業員達がスポーツドリンクの準備などで大慌て。
このホテル以外にも、長良川沿いにある多数のホテルや旅館の従業員の方々が我々のために声援を送ってくれたり、いろいろなものを提供してくれた。大変有り難いことだ。

堤防の上を走って金華山が見えてきた。

長良川沿いにある岐阜グランドホテルの前に来ると、より一層応援が盛大に。地元の子供達のハイタッチを繰り返して元気をもらう。



長良川プロムナードという長良川沿いの散歩道にやって来た(プロムナードは、フランス語で「散歩道、遊歩道」)。
ここには多数の旅館が並んでいて、宿泊客はすぐ目の前に長良川を臨みながら宿泊できる。
ここから長良川で有名な鵜飼の鵜飼舟が出る。
鵜飼舟に乗って、鵜匠が操る鵜の雄姿を見ながら、鵜が採った鮎料理を堪能していた昔を思い出す。
昔は車両が通行していたのだが、今は車両通行止めになり、遊歩道として整備され、とても綺麗になった。
長良川をすぐそばに見ながら散歩をすると気持ち良さそうだ。


一番馴染み深くて、学生の頃まで一番渡った橋である長良橋のやって来ると、沿道に父親を発見。
疲れているランナーに渡す飲み物や携行食を何も持っていない上に、第一声で苦笑いしながら「遅いなぁ」と、応援者としてはあるまじき発言。
自分の気の利かなさや無愛想さは、多分、この人譲りだと再認識。
さて、長良橋を過ぎ、高橋尚子が高校時代に練習のために走っていた為に名付けられた高橋尚子ロードを走る。
この都ホテルの前の堤防から臨む金華山長良川が一番美しくて大好きだ。


この辺りで例年はゴール地点にいるはずの高橋尚子がコース上で我々を応援してくれていた。
ハイタッチで応えて、ラストスパート!

長良川の堤防を走って、金華橋を右に曲がれば、ゴールの岐阜メモリアルセンターまであとちょっと。

あと1km!

コースの沿道には近隣の各高校の有志が日曜日なのに集まって我々を応援してくれているのだが、ゴール手前では例年通り、我が母校の岐阜北高等学校の生徒達が盛大な声援を送ってくれた。
後輩達にカメラをかざして手を振って応える。
北校生特有の首にかかるあの赤いリボン、懐かしいなぁ。

そして、ゴール地点の長良川陸上競技場が見えてきた。ラストスパートで全力で走っていたので、バテバテ。



2013年3月31日に惜しまれつつも引退してしまった、岐阜の柳ケ瀬商店街ゆるキャラやなな」に代わり、岐阜を代表するゆるキャラになりつつある「みなも」が会場で応援。
昨年の岐阜で開催された清流国体で生まれたゆるキャラで、国体終了後も引き続き活躍しており、今後、全国的に岐阜をPRしていってもらいたいものだ。

そして、今年も無事ゴール!3年連続なので、感慨深い。

タイムはというと、11〜12km/hという自分としてはオーバーペースで走り続けたものの、後半少し疲れてペースダウンしてしまったこともあって、結局、昨年とほぼ同じ1時間56分くらい。
ハーフマラソンはフルと比べて短いので、ペースを上げて走ってやろうと思っていたので、なんだか余計疲れてしまった。
タイムにこだわり始めると、マラソンを楽しめなくなるので、来年はこのスタイルは止めよう。

完走後、実家に帰ってシャワーを浴びて、昼食を食べ、ひと休み。
岐阜は、このマラソンが終了するのを待っていたかのように、午後から午前中のマラソン日和の天候から一転、土砂降りの大雨になった。
こんな大雨の中での大会にならなくて、本当に良かった。
今日参加したランナー達はみんなそう思ったと思う。
そして、ひと休みも束の間、夕方には明日からの仕事のために帰阪。
この2日間は、地元の良さを再認識出来て、とても癒された。
疲れたけど、良いリフレッシュになって、また1週間、仕事を頑張れそうだ。
1年に1回の地元のビッグイベント、来年もまた参加しよう。