高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン、ケニアやエチオピアのトップランナーと同じ風を浴びて走る!

5月19日日曜日、今年で3年連続での出場となる「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」当日。
心配されていた天気は雨もなく、時折、青空も見えて、なんとかもってくれた。
絶好のマラソン日和だ。
親の運転でスタート会場の岐阜メモリアルセンターまで送ってもらう。
いやはや、親には申し訳ないけど、やっぱり実家はラクだなぁ。
ランニングウェアに着替えて、早速、スタート会場の長良川陸上競技場内に向かう。
その前に、トップランナーがウォーミングアップを行っている小トラックを見学。
地元・岐阜の英雄で金メダリストの大会主催者の高橋尚子がやって来た。
いつものように、みんなを明るくする良い笑顔をされています。

そして、この大会に2年連続の出場で、市民ランナーの星、川内優輝がやって来た!
ここのところ、毎週のように全国の大会に練習感覚で出場している前代未聞のランナーだ。
8月の世界陸上では、是非、活躍してもらいたい!と切に願う。
真面目で実直にマラソンに取り組む姿勢が我々市民ランナーに大人気。この日もひときわ声援が大きかった。


川内、係員にトイレを案内してもらっているようだ。

そして、この大会は、今年、国際陸上競技連盟(IAAF)が定めた世界の主要ロードレースを格付けするラベリング制度でブロンズラベルを取得したそうで、国際的な大会となった為、国内の実業団に所属して活躍するケニアエチオピアの選手達に加え、今年はハーフマラソンのベストタイムが58分台という驚異的な世界記録を持つ、ゼルセナイ・タデセという凄い選手も出場。
続々とケニアエチオピアトップランナー達がやって来る。
顔が小さくて身体は細くて、足はカモシカのよう。同じ人間とは思えない。



ひと通り、トップランナー達を見学した後は、陸上競技場内のスタート地点に整列。

高橋尚子の開会挨拶。

川内優輝を含めたトップランナー達がスタート!
川内、ケニアエチオピア勢には敵わないだろうけど、頑張れ!


我々も数分遅れてスタート。大会ゲストの引退した尾崎好美選手や前日のマラソンEXPOを盛り上げたサンプラザ中野くん、そして高橋尚子がが我々を応援。



岐阜メモリアルセンターをスタートした後は、金華橋通を南に向かって走る。
長良川に架かる金華橋から眺める金華山はやっぱり美しい。
地元にいた頃は、この長良川金華山がある風景が当たり前だったけど、岐阜を離れて住むようになって初めてこの環境の素晴らしさを痛感した。良い眺めだ。


金華橋通を走って、岐阜大学医学部付属病院跡地辺りで岐阜駅を折り返してきたトップランナーとすれ違う。
トップランナーと同じコースを同じ風を浴びながら走り、こんな間近で走っている雄姿を見られるなんて、市民ランナーにとってとても幸せだ。
我々では考えられない速さで通り過ぎていくので、あっという間なのだが。


目の前には、サンプラザ中野くんと一緒に来ていたパッパラー河合がいた。
この身体なので、既に足取りが重い。「頑張って!」と肩を叩いて声援を送る。

岐阜駅まで走って折り返し。岐阜駅前の金の織田信長像が後ろを向いて我々を応援。

岐阜の有名な柳ケ瀬商店街にある一番のデパートの高島屋の前もランナーで埋め尽くされている。
高島屋の前では、女子学生の応援団が我々を応援!



金華橋沿いの堤防の上から金華山の眺め。ここからの眺めも好きだ。

長良橋辺りにある川原町の古風な街並みの中を走る。

ここでは、鶯谷高校の女子校生達が応援してくれる。女子校生達とハイタッチをして若さを戴く。


長良橋をくぐって堤防沿いをひた走る。長良川の向こう岸ではトップランナー達が疾走しているはずだ。トップ争いはどうなっていることやら。

そして、10km地点の鵜飼大橋がある公園ボウル前に到着。

中間地点なので、沿道の応援もより盛大に。野球少年達とハイタッチ!


去年も10kmを越えた辺りの土手の黄色い花に癒されたが、今年もたくさん咲いていた。
花のつぼみがまん丸なのが特徴的な金鶏菊というそうだ。疲れを忘れそうなくらい美しい。

長良川の堤防の上をひた走って、もうすぐ折り返しの千鳥橋というところで、第1回大会から一緒に参加していて今回も参加するはずだったのだが、「膝が痛い」とプロのアスリートのようなことを言って大会を回避した高校時代の友人夫妻が応援に来ていてくれた。
前日にリクエストしておいたヴィダーインゼリーを受け取って、声援に応えた。とても有り難い。
せっかく応援に来てくれていたのだから、もうちょっと立ち止まってちゃんと御礼を言うべきだったなぁ、とちょっと後悔。
あまり応援をされた経験が無いので、どうしていいかが分からず、照れてしまって先を急いでしまった。

さて、千鳥橋を渡って折り返して、後半戦だ!