高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 田沢湖マラソン:田沢湖周辺で秋田名物を嗜む

9月14日土曜日、田沢湖駅からバスで移動して田沢湖に到着。
田沢湖は、日本で一番深い湖として有名で、日本のバイカル湖と言われている。
ひっそりとしていて、神秘的で綺麗な湖だ。



田沢湖ラソンの事前エントリー開始は午後2時からだったので、早く着きすぎてしまったので、湖畔の売店をブラブラ。
秋田と言ったら、きりたんぽ。
きりたんぽを使った料理はきいたんぽ鍋だけだと思っていたら、「味噌きりたんぽ」なるものを売っている売店がたくさんあった。これなら鍋にしなくても、気軽に食べられる。
味もとても美味しい。結局、五平餅の形がきりたんぽの形になったものだ。

そして、秋田県を代表する動物の秋田犬比内鶏が飼われていた。
秋田犬、せっかく来たのに気持ち良さそうに寝ています。


そして、昼ご飯。秋田名物の比内鶏の親子丼と稲庭うどんを食べた。
とろけるように柔らかい鶏肉で、とても美味しかった。

食後は、こちらも秋田名物のババヘラアイスを食べる。
道路沿いでおばあさんがヘラでアイスを作ってくれることからついた、少し失礼な名前のアイスだ。
おばあさんが作ってくれた花のようなアイス。見事な技術だ。


まだ事前エントリー開始まで時間があったので、田沢湖の遊覧船に乗ってみようと思い立った。小一時間ほどの田沢湖クルーズに出発。



田沢湖畔にある御座石神社や有名な辰子像を船上から眺める。


田沢湖で一番印象的だったのは、この透明度の高い深緑色をした湖の色だ。
この色が田沢湖にとても神秘的なイメージを与えている要因と言っても過言ではない。
現地の人から聞いた話によると、この特徴的な深緑色の湖の理由は、田沢湖近辺にある日本で一番酸性度が高い(pHが低い)泉質として知られている玉川温泉の水がこの田沢湖流入し、湖の水の酸性度が高いためだそうだ。
しかし、湖の水の酸性度が高くなってしまったことで、湖の生態系が変わってしまい、酸性に強いウグイだけが残り、田沢湖の固有種であったクニマスも絶滅してしまったそうだ(その後、さかなクンが2010年に山梨県の西湖にて再発見)。なるほど。
神秘的な田沢湖を堪能した後、湖畔の田沢湖ラソン会場にて前日エントリーを済ませて、今日明日の宿へバスで向かう。
宿泊先は、田沢湖から少し離れた秋田駒ケ岳田沢湖高原温泉郷にある旅館。
もうちょっと奥まで行けば、秘湯として有名な乳頭温泉郷があったので、宿泊先はそこにすれば良かったなぁとちょっと後悔。
でも、この旅館の料理はとても豪華で、乳白色の酸性度が高い温泉や酵素風呂と呼ばれるおがくず風呂(指宿の砂蒸し風呂みたいなもの)があって、とても良い旅館だった。
きりたんぽ鍋。これにご飯も付いてきたので、炭水化物のオンパレードだった。
明日、フルマラソンを走るのに、食べ過ぎた。


大浴場の他に露天風呂もあり。

そして、夜には旅館の東北三大祭りのひとつ、竿燈祭りで使われる竿燈が飾られている前で、秋田伝統芸能を聞く。観光客にとって嬉しいイベントだ。

さて、明日は田沢湖ラソン当日。久し振りのフルマラソンだ。
東北地方へのマラソン初進出なので、頑張ろう。
台風18号が来ていて、天気がちと心配だが・・・