高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 仙台国際ハーフマラソン:仙台へ、牛たんの美味しさに感動

5月10日土曜日、駅伝が午前中に終わって、ゆっくり会社の同僚達と淀川の土手でのんびりピクニック気分を味わいたかったのだが、自分は中座して、その足で伊丹空港へ直行。翌日の5月11日開催の仙台国際ハーフマラソンに参加するためだ。
14時過ぎの便に飛行機に遅れないように慌てて来たこともあって、早めに到着してしまったので、ラウンジでのんびり。ランニング用の派手なウインドブレーカーを着用しているので、スーツ姿のビジネスマンが多いラウンジ内では違和感アリ。
そして、一路、伊丹空港から仙台空港へ。
仙台空港から仙台市には仙台空港アクセス線という電車が出ている。仙台市からそれほど遠くないので便利なものだ。

仙台市に到着。さすがに東北一の都市なだけあって、すごい人に圧倒。
何だか大阪にいるのと変わらないカンジでウンザリ。
仙台には出張でも来たことがないし、プライベートでも昔、学生の頃に少しだけ車で通っただけなので、実質、ちゃんと散策するのは今回が初めて。

仙台駅から歩いてメインストリートの広瀬通沿いにあるホテルに荷物を置いて、早速、前日受付会場の仙台市役所へ。

明日に向けてテンションが上がり始めたところで、朝からまともに食事をしていなかったので、ここらで腹ごしらえ。
ラソンの事前受付会場では付き物のエキスポが仙台市役所前の勾当台(こうとうだい)公園で開催されており、マラソンのスポンサー企業のブースを散策しながら、地元の食べ物を屋台で食す。
仙台から程近い太平洋沿いの塩釜で採れた牡蠣の串焼きに牛タン入りのつくね、そして石巻市石巻焼きそばだ。


腹ごしらえが終えた後、午後に大阪を出発したこともあって、夕方になってしまったので、遠出はせず、初めての仙台市内を散策。
仙台は、区画整理がされていて綺麗な街で、道路や歩道が広い。そして、何よりも緑が多い。「杜の都」を言われる所以だ。
特に、勾当台公園前の定禅寺通は、たくさんのケヤキが生い茂り、特にこの時期、5月には新緑がとても素晴らしい!
定禅寺通の中央は遊歩道になっており、ベンチなども設置されていて、のんびりできる。
あぁ、こういうところでゆっくりしたい。大阪にこういうところはない。
仙台駅前の人の多さにはウンザリしたけど、ここに来て仙台に一度住んでみたいなぁと思った。




そして、定禅寺通のそばには、仙台の繁華街、夜の街として有名な国分町(通称、ぶんちょー)もあり、少しだけ散策。
夜になればなるほど賑やかになり、何だか大阪の難波あたりの雰囲気だった。1人でくる場所ではないので、早々に退散。
仙台といえば牛タンなので、夜はちゃんとした牛タンを食べたいと思っていたのだが、牛タンの有名店に行ってみても、1人で入られそうな店ではないので、諦めて大阪でも食べられそうなものを食べて、とぼとぼとホテルに戻っていると、
愛宕上杉通沿いに1人で入られそうな店「炭焼牛たん東山」を発見。
早速、牛タン定食を頼んでみる。
これまで焼肉店でペラペラの牛タンしか食べたことがなかった自分にとって、肉厚で食感に歯応えがあるこんな牛タンは初めて食べ、その美味しさにカルチャーショックを受けた。こんな美味しいのか、牛タンって・・・
しまった。さっき大阪でも食べられるようなどうでもいいものを食べてしまった、と激しく後悔。明日、完走後にまた牛タンを食べようと心に誓う。
仙台では、この肉厚の牛タンの他、麦飯、とろろ、テールスープ、南蛮味噌、お新香が定番のセットだそうだ。香ばしい麦飯が牛タンにこれまた合うんだよなぁ。

さて、多少食い過ぎた感があるが、明日はハーフマラソンで、21kmなら毎週末に走っている距離ということもあって、フルマラソンほど気合を入れる必要はない。気楽に頑張るとしよう。

仙台国際ハーフマラソンの写真もこのとおり緑一色。
定禅寺通のケヤキの下をたくさんのランナーが走る姿を全面にアピールしており、自分も仙台国際ハーフマラソンといえばこのイメージで、この新緑の下を走ることを夢見て、遠路はるばる仙台くんだりまでやって来た。
明日は天気も良く、あの定禅寺通の素晴らしいケヤキの木漏れ日の下を気持ち良く走られると思うとワクワクする。