高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン:ハートサポートランナー講習

5月17日土曜日、朝6時に起きて、再び地元・岐阜へ帰省。
G.W.明けから2週間も経っていないうちでのお帰りだ。
目的は、地元開催の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンに出場するため。
今回で2010年の第1回大会から4年連続での出場だ。
全国の大会に出るために完走した大会に再び出場する事はないのだが、地元開催で馴染み深い岐阜市長良の町並みを走られるとあっては参加しないワケにはいかない。
ここのところの4年間、毎年の恒例行事になっており、1年間に1回、地元の良さを再認識できるイベントだ。
朝10時からスタート&ゴール会場の岐阜メモリアルセンターで開講される、ハートサポートランナー講習に参加するために、こんなに早く帰省してきた。
ハートサポートランナーとは、マラソン中に心停止したランナーに一次救命措置(BLS:Basic Life Support)をするランナーのことで、昨年から実施されており、参加させてもらっている。
薬剤師免許を持っているくせに医療従事者ではないので、胸骨圧迫のやり方やAEDの使い方などを忘れないように、1年に1回、この講習を受講して学ぶ事にしている。
しかし、これまで数多くのマラソンに参加してきたが、これだけスタッフがランナーの安全を考慮してくれ、ランナーに対して無料で講習を開催する大会は他に類を見ない。
こんな意識高いスタッフやランナーに見守られながら安心して走られるなんて、地元ながらなんて素晴らしい大会なんだろう。

講習が終わった後は、岐阜メモリアルセンター内の出店が立ち並ぶ楽市楽座コーナーを散策。
この土日も快晴で真夏の陽気。ここから眺める岐阜城金華山が美しい。

昨年までは第1回と第2回までは一緒に参加していた高校時代の友人と合流していたが、今年も逃げ出しやがったので、今年は中学時代の友人家族と合流。
彼は明日、3kmの部に参加。
昨年、完走した後に再会して、「来年は一緒に出よう」と約束していたので、一応、約束を果たしてくれた。
3kmなんて30分もかからないうちに終わってしまうのだが、全然練習していないらしいので、ちょうど良かったようだ。
ランニングを趣味にしている人間の価値観と間隔で物事を考えてはいけないと自重する。
彼は、自分と同じ東京の大学に進学して、学生時代は東京でいろいろと遊んでいた事を懐かしく思い出す。
その後、彼は教師となって、結婚し、子供3人授かって、地元の岐阜に帰ってきて、現在、マイホームを建築中だ。
同い年なのに自分と全く異なる境遇に、「これが34歳の普通なんだ。自分はかなり出遅れているなぁ。」と再認識。
学生時代はあんなにやんちゃだった彼が、今ではすっかりパパになり、奥様と子供達3人に囲まれて賑やかな家族と共にとても楽しそうだった。幸せな家族の風景がそこにあった。
一番下の長男、いっせいくんもこのとおり大きくなった。かわいいものだ。

さて、2週連続のハーフマラソン、地元の良さを感じながら明日も完走だ。