高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 青森県立美術館で「あおもり犬」に会う

10月4日土曜日、翌日に青森県弘前市で開催される、弘前・白神アップルマラソンに参加するために、青森県へ。
10月になって、今年もいよいよマラソンシーズンがやって来た。
フルマラソンを走るのは4月以来なので、約半年振り(この間にウルトラマラソンを走っているが)。かなり楽しみだ。
そして、青森県に行くのは10年以上前の大学生時代の夏休みに、有り余る程の時間があった事もあって、地元の友人と自動車で1週間程かけて東北地方を巡り、十和田湖奥入瀬渓流に寄り、青森市内でねぶた祭りを見て、下北半島のキャンプ場でテントを張って一泊した思い出がある。
当時、今のように写真を撮りまくって記録を残すという習慣が無くて記録が残っていない上に、滅多に来る事ができない場所に自分がいるという価値が全く分かっていない身の程知らずの若者であったので、それくらいしか記憶も残っていないのだが、あの頃は楽しかったと思える良い思い出だ。
伊丹空港から青森空港へ2時間程で着き、予約しておいたレンタカーを借りて、大会が開催される弘前市に行く前に、まずは青森市へ向かう。
青森県の代表的な観光地といえば十和田湖奥入瀬渓流なのだが、観光する時間は1日しかない上に、十和田湖奥入瀬渓流は歳をとってからでも将来の伴侶とゆっくり行けばいいので、今回は除外。
予め観光ガイドブックを見ていて、是非立ち寄ってみたかった場所は、ここ青森県立美術館

白一色の外観で如何にも芸術的。冬景色になったら、もっと綺麗そうだ。

美術館の中も異空間の雰囲気で、芸術に全く造詣が無い自分も、それなりに楽しめた。
そして、ここで一番見たかったのは、この館のシンボルである「あおもり犬」というヤツ。

館内を出ると、その「あおもり犬」までのこんな案内板がある。
何か見た事がない独特のフォントだな・・・
後から調べてみると、青森フォントというらしい。そりゃ見た事無いワケだ。


美術館の周りにある階段を昇ったり降りたりしながら角を曲がると、いた!
これが「あおもり犬」だ!!



そのデカさに、しばし圧倒・・・
目を閉じてうなだれている姿がこれまた可愛らしくて印象的。

これは、青森県出身で世界的にも有名な奈良良智さんという芸術家が造られたそうだ。
実は、館内からもガラス越しに見られるのだが、ここはガラスもなくて、しかも無料で見られる。
そして、「あおもり犬」の前では、これまでにいろいろなイベントが行われているそうで、時にはこんな帽子も被るそうだ。面白い発想だ。

そして、この後に行った弘前市内の弘南鉄道中央弘前駅近くの公園には、このあおもり犬の別バージョンのオブジェがあったらしい。
知らなかった。宿泊先のホテルも近かったし、行けば良かった。

青森県立美術館を堪能した後は、青森市へ向かう。
土曜日という事もあって観光客が多く、駐車場は混んでいたのだが、この三角形の建物が特徴的な青森県観光物産館アスパムの駐車場に車を停めて、青森市内を散策。

ここは、陸奥湾を臨む青森港の近くなので、青函連絡線として知られる、八甲田丸が停泊していた。

青森といえば、ねぶた祭り
8月に開催されるねぶた祭りのねぶたを1年を通して見られる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。
この建物の周りは、広場になっていて、オシャレな店も多くてカップルや家族連れが多く、この日は津軽民謡と津軽三味線のステージが披露されていた。

館内には、賞を受賞した壮大なねぶたが多数展示されていた。
こんな大きいねぶたが8月の祭りでは街中を練り歩くのか。
いつか、その姿と祭りの雰囲気を味わってみたいものだ。




ここらで腹ごしらえ。
食べたい物は、事前にチェック済み。
青森市内にあるここ、青森魚菜センター
ここは、市場内にある鮮魚店で青森港で採れたばかりの魚介類を、お好みでご飯の上に載せて食べられるのっけ丼が有名。
数年前に行って食べた事がある、北海道の釧路市にある和商市場の勝手丼と同じシステムだ。

まずは、1枚100円分のチケットを購入。

そして、どんぶりにご飯をよそってもらう。

そのどんぶりを持って、市場内を歩いて、チケットを使って、自分の好きな魚介類をどんぶりに入れてもらう。

1,000円分だと、いくら、ウニ、サーモン、ほたてくらいしか入れられなかったが、それでも十分美味しかった。

これだけでは腹が満たされないので、青森で最近新しい名物になった、味噌カレー牛乳ラーメンを食べてみる。
味噌、カレー、牛乳という絶妙な組み合わせ。
うん、これはこれでなかなか美味しい。

青森市内の散策はこれで終わりにして、弘前市へ向かう。