高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 ロックスターホテルに泊まってみたい

以前、自分が住む堺筋本町の近くに、「ロックスターホテル」なるホテルが出来たという事を聞いて、一度、どんなホテルかを見てみたいと思っていた。
2月15日日曜日、来週末は土日共に朝が早いので、朝はゆっくり寝て、いつもの大阪港中央突堤に夕陽を見に行くついでに、ロックスターホテルを見に行ってみようと考えた。
2月15日の日没時間が17時40分である事をネットで調べて、その約1時間前の16時30分に自宅のある堺筋本町をスタート。
2月に入って全国各地でマラソンが開催されており、この日も熊本ではエントリーしたものの、残念ながら落選してしまった「熊本城マラソン」、京都では昨年出場して完走した「京都マラソン2015」などが開催されている。
今日は、1年前の京都マラソン2014の参加賞としてもらったBuffを首に巻いてスタート。

全国各地で開催されているマラソンにおいて、参加賞がコレなのは京都マラソンだけ(京都に本社があるワコールがメインスポンサーのためか)。
定番の参加賞Tシャツと違って気軽に首に巻けるので、当日は多くの出場ランナーがコレを身につけていて一体感が感じられ、とても良い参加賞だなぁと思ったのを思い出す。
京都マラソン以外の大会でも、この黄緑色のBuffを身につけているランナーをしばしば見掛け、ひと目で京都マラソン2014に出場したランナーである事が分かる。全国で京都マラソンの良いアピールになっており、京都マラソンの大会側の他大会と差別化した素晴らしいアイデアに感心する。
今年の京都マラソン2015のBuffは、イメージカラーの黄緑色だけではなく、色とりどりでなかなかカッコ良いデザインだ。こっちの方がいいなぁ。かなり欲しい。今年も京都マラソンにエントリーしておけば良かった・・・

いざ走り出したものの、スタート時より空は厚い雲に覆われていて、「これは夕陽を見る事が出来るのか・・・」と終始不安。
約10km走って、17時30分過ぎに大阪港中央突堤に到着したものの、案の定、日没時間なのに夕陽はられず。
如何にも「曇天」という言葉がぴったりのどんよりとした雲を眺めるだけでがっかりだ。


復路になると、日が暮れて、真っ暗に。
阿波座駅近くのマンションの入口には、夜になると、こんなに綺麗な光るベンチがさり気なく設置されている。
いいなぁ、これ。ここに座ってのんびりしたい。

阿波座駅を越えて、本町の四ツ橋筋の手前で、いよいよ第二の目的のロックスターホテルを探してみる。
地図で事前に確認していた場所に来ても見つからず、更にスマートフォンの地図を見ながらでも見当たらず、ウロウロした結果、ようやく発見!
ホテルっぽい建物かと思いきや普通のビルで、ホテルを示す大きな標識などは無く、ホテルを示すのは入口のこの文字だけ。気づかずに通り過ぎてしまった。

ホテルが乱立するような場所ではなく、知っている人だけ来てくれれば良いと暗に言っているような場所にあり、他のホテルとは一線を画した造りのデザイナーズホテルで、とても良い雰囲気だった。
客に媚びない、如何にもロックなカンジだった。
賃貸マンションにも、オフィスビルにも転用できない老朽化したビルが、既存の骨格だけを残したリノベーションにより、ここまでおしゃれなカンジに生まれ変わるのか。日本人の発想と技術ってスゴイ。
この入口を入るとすぐにフロントなので、これ以上入る事は出来なかったが、宿泊すると、世界のロックスターの名前が入った部屋に宿泊でき、部屋にはそのスターのイラストが展示されているそうだ。
あまりロックに興味がない自分でも知っている、ザ・ビートルズ、キッス、オアシス、デヴィット・ボウイ、エアロスミススティーヴン・タイラーニルヴァーナカート・コバーン、クイーンのフレディ・マーキュリーなどの著名なロックスターばかりだ。



今まで見た事も聞いた事もないコンセプトのホテルで、これは面白そう。ロックに興味がない自分でも興味が沸く。
自宅のすぐ近くに有るので、普通に暮らしていたら利用する事なんて無いのだが、あえてお金を払ってでも泊まってみたくなる。
近々予約して、仕事帰りに泊まってみようかな。
本町は、近くにハードロックカフェもあるし、このロックスターホテルもあるしで、何気にロックな街なのかもしれない。
ロックスターホテル
http://rockstar-hotel.jp/
http://matome.naver.jp/odai/2138752863548458501
そんな事を考えながら、今週も20km走って毎週日曜日の街中ランニング終了。
毎週走っている慣れたコースも、一見退屈のように見えるが、アンテナを張って探してみれば、今日みたいな新発見があり、刺激や新鮮さを与えてくれる。
「退屈なモノ・退屈なコト」なんてものは世の中には無く、自分がそれをどう捉えるか次第で、新鮮で楽しいモノにも、つまらないモノにも変貌する。