高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 横浜マラソン前日受付:横浜を走る、世界が変わる

3月14日土曜日、横浜マラソンへ出場するために、朝8時の伊丹空港発の便で羽田空港へ。
いよいよこの日が来た。
横浜で開催される記念すべき第1回大会の出場者として当選する事ができ、明日は東京マラソン大阪マラソンに次ぐ国内3番目の規模になる2万5,000人のランナーと走る事ができるなんて、自分は何て果報者なんだろう。
第1回大会なので、東京マラソン大阪マラソンに当選するより、こっちの方が自分にとっては嬉しい。
羽田空港から京急線横浜駅へ。
横浜には昔仕事で立ち寄った事が何度かあったが、ちゃんと来るのは今回が初めて。
横浜は、人口が大阪よりも多い、東京に次ぐ2番目なだけあって、横浜駅はスゴイ人。
人波に揉まれながら、やはり人が多い場所は苦手だと思いながら、みなとみらい線で横浜マラソンの前日受付会場となる、パシフィコ横浜へ。
後ろに見えるのは、横浜の写真を見る度に横浜ランドマークタワーと共に印象的である、ヨットの帆のような流線型をしたヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルだ。

パシフィコ横浜内の受付会場へ。

横浜マラソンのボランティアが着る、水兵をイメージさせる紺と白のボーダーのウインドブレーカーが横浜らしくてかなり印象的。



出場ランナーへの参加記念Tシャツも、同じような紺と白のボーダーだ。
他の大会では1色、もしくはツートーンカラーのTシャツが多いが、横浜マラソンのTシャツのデザインは一線を画して他大会との差別化を図っている。
家にはいろんな大会でもらったTシャツがたくさんあるが、このTシャツはその中でもかなりお気に入り。


受付が終了して、マラソン前日の楽しみである、マラソンのコース紹介やランニング関連の企業やB級グルメのブースなどが立ち並ぶ、横浜マラソンEXPOを散策。
入口には、HPにも掲載されていた絵が。
出場ランナーの気持ちを煽る以下のコピー。あぁ、早く走りたくなってきた。

横浜を走る、世界が変わる。


この大会のアンバサダーである、横浜出身の谷原章介さんと剛力彩芽さん。明日は見る事ができるかな。

横浜マラソンは、新しい試みとして、「給水パフォーマンス」と「ラッキー給食」というのがある。
エイドステーション毎に、趣向を凝らしたパフォーマンスでランナー達を応援してくれ、様々な横浜銘菓でランナー達を元気づけてくれる。他の大会では見た事が無い試みで面白い。
自分は走っている時には固形物は食べないようにしているので、明日はラッキー給食の恩恵に預かる事はできないと思うが、給水パフォーマンスは「次のエイドではどんなパフォーマンスがあるんだろう?」と楽しみになって疲れを忘れる事ができるので楽しみだ。


ロボットダンス給水や体育会系給水など、「?」と思わせる謎のパフォーマンスが多数。


そして、この大会のハイライトでもある、封鎖した首都高速湾岸線のコース。
日曜日に首都高を封鎖するなんて、大会側は警察との調整が大変だったであろうし、相当なお金と労力、人員が掛かっていると思われるが、何とかこの機会に漕ぎ着けてくれた大会側に感謝しきり。
そのためもあってか、エントリーフィーが15,000円と国内のフルマラソンの中では最も高くてウルトラマラソン並みであったため、ランナーの間では不評ではあったが、大会側の大変さを察すると止むを得ないものがあり、自分は全く不満は無い。

EXPO会場の中央部では、先程の横浜マラソンの油絵を描かれていた画家が別の絵を実際に描くパフォーマンス。
これはまさにゴールのパシフィコ横浜が眼前に見えて、それに向かってもうひと頑張りしているランナー達だ。迫力があって素晴らしい絵だ。芸術的センスが全く無い自分でもそれが分かる。

横浜と言えば、ここをホームにしている横浜マリノス横浜ベイスターズなどのスポーツチームが多数。明日はユニフォームを着たランナーが多いだろうなぁ。

明日は谷原章介鶴見辰吾間寛平石原良純、ランスマの田村亮などの芸能人ランナーも走るそうだが、地元のtvkテレビ神奈川)のアナウンサーも走るそうだ。
この翁長舞さんというアナウンサー、女優の黒木華に似た如何にも日本人らしい顔をしていて、とてもかわいい。こっちでは人気があるようだ。

横浜マラソンのオフィシャルグッズとして、会社の同僚へのお土産とは別に、「ハシリキールZ」なる薬風のラムネ菓子を衝動買い。
何か吉本興業が発売していて大阪で買えるバッファロー吾郎の「オモシロクナール」「ヨクスベール」に似た商品だ。よく発売を決断したものだ。


ひと通り横浜マラソンEXPOを散策した後は、午後から母校である東京理科大学薬学部で所属していた研究室が毎年この時期に現役生とOBを集めて開催している同門会に出席する為に、東京の飯田橋へ。
大阪に住んでいる為、同門会だけのためにはなかなか来る事が出来なかったが、ちょうど横浜マラソンの前日に開催してくれたので、出席する事が出来た。
2009年に出場した東京マラソンの前日に出席した時と、昨年の教授の退官式で出席した時を合わせると、今回で3回目。
出席して久し振りの同級生や先輩・後輩に会え、懐かしい東京理科大学の学び舎の今を見る事が出来て楽しかったものの、やはり卒業して10年も経つと知らない後輩ばかりだし、よく知っている面々は仕事や家族などの気楽に出席できない事情が出来てほとんどが欠席しており、かつてのようにはワイワイやれなくて残念だった。
明日をベストなコンディションで迎える事ができるように、酒は控えめにして二次会などには参加せず、早めに横浜に戻り、関内駅前のホテルにチェックインして荷物を置いた後は、横浜の街を少しだけ散策。
明日の舞台にもなる横浜の湾岸地域の風景。
横浜ランドマークタワーが映える、素晴らしい景色だ。
何だか横浜のこの辺りは、近代的でとても綺麗だった。散歩やランニングにはちょうど良さそうだ。
「東京に次ぐ日本の二番目の都市はどちらか?」という問いに対して、人口では横浜の方が大阪より勝るものの、横浜は東京のベッドタウンとして東京の繁栄に伴って栄えた感があるので、やはり西の都市である大阪か、となるかもしれないが、横浜が第二の都市と言われても頷ける。

横浜ランドマークタワーの下には、かつての船の停泊場であるドックヤードがあった。
今ではここで3Dマッピングのショーが開催される事で有名であることをテレビで観た事がある。


関内では立ち寄ってみたかった馬車道へ。
ここが大好きで自分の青春時代の思い出でもある、横浜を舞台にした刑事ドラマ「あぶない刑事」で、タカとユージが度々捜査で来ていたあの有名な馬車道か。いつか「あぶない刑事」のロケ地巡りをしてみたいものだ。



今回、時間が無くて中華街や山下公園などの観光スポットに行く事は出来なかったが、明日もその前を通るし、今後、観光でいつでも行けるので、またの機会に。
さて、横浜マラソン、当選した幸せを噛み締めて走りきろう!
目指すは、3度目のサブフォー且つ自己ベストの3時間57分を1年振りに更新だ!!