高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 いわて銀河100kmチャレンジマラソン:前日に岩手観光

6月11日土曜日、2週間後に迫ったサロマ湖100kmウルトラマラソンの前哨戦となる「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」への出場の為に、前日岩手観光伊丹空港発の朝一のJAL便でいわて花巻空港へ向かった。
いわて花巻空港からはバスしか公共の交通機関が無い為、バスでJR東北本線花巻空港駅へ。とても小さな駅で本数が少ない為、しばらく待ちぼうけして、ホテルのチェックインや前日受付開始まで時間があるので、人生で2回目となる岩手県の観光を少しだけすることにした。

まずは、岩手県の県庁所在地である盛岡市に向かう前に花巻駅で途中下車。

この駅では、是非、有名な「SL銀河」を見てみたかった。
1日1本、花巻駅から釜石駅への釜石線を運行しており、花巻駅は10時37分に出発するので、それを見越して朝一の便でここまでやって来た。


多くの観光客と共に花巻駅で待っていると、「SL銀河」がやって来た。


この辺りを舞台に描かれた宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージした星座のデザインが列車全体に施されている。とても魅力的なデザインだ。他の観光客と同様に写真を撮りまくった。一度乗ってみて内装も見てみたかったが、今回はガマン。



「SL銀河」を堪能した後は、盛岡市へ。
初めて降り立ったが、さすが岩手県の県庁所在地で東北新幹線の停車駅。駅の大きさと駅前の賑やかさに驚いた。

岩手駅周辺をブラブラ。この日はかなりの暑さで、明日のレース本番での暑さが思いやられるような陽気だった。
北上川に架かる開運橋の上からの眺め。良い景色だ。

そして、盛岡市内ではちょうどこの日、「チャグチャグ馬コ」という農耕馬に感謝する伝統行事が開催されていて、盛岡駅前に色鮮やかな装束で着飾った数頭の馬とその馬主が、警察官が警備する道路を闊歩していた。すごい、グッドタイミング。1年に1回の盛岡の伝統行事を見られて幸運だった。

そして、ここらで腹ごしらえ。盛岡と言えば、盛岡三大麺(盛岡冷麺じゃじゃ麺、わんこそば)を食すしかない!と思っていて、盛岡駅周辺で探してみた結果、盛岡冷麺は「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」、じゃじゃ麺は「HOT JaJa」という盛岡駅の地下道を抜けてすぐの場所にある店で食べた。観光客を中心とした行列ができていてスゴイ人気だった。

盛岡冷麺は、つるつるでかなりコシがある麺だった。スイカが入っているのがスタイルらしくてびっくり。

じゃじゃ麺は、おいしかったけど、地元で子供の頃に食べた八丁味噌ベースで作られた肉味噌の方が自分は好みだった。

〆に食べ終えた器に生卵を入れ、麺の茹で汁でといた「チータンスープ」という食べ方があるらしく、試してみた。これはうまい。

わんこそばは1人で入る事ができそうな店が無かったので、今回は諦めた。というか、腹いっぱいでこれ以上食べるのは無理だった。わんこそばは、また次の機会だ。
盛岡での目的を果たしたので、宿泊ホテル及び前日受付会場のある北上駅に向かうために盛岡駅に戻ると、改札の前でお隣の山形名産の佐藤錦が安く販売されていたので、思わず購入。
昨年の6月には山形県東根市で開催された「果樹王国ひがしね さくらんぼマラソン大会」に出場した際に、お土産として佐藤錦をたくさん購入したのを思い出した。
今年もこのおいしい佐藤錦をこの旬の時期に食べられることが出来て嬉しかった。「赤いルビー」と言われているのが納得な程に美しい。

盛岡市から南下して、明日のスタート地点でもある北上駅へ。

北上駅近くの北上勤労者体育センターで前日受付を済ませ、宿泊先のアパホテルに到着。
ウルトラマラソンでは他のランナーとの相部屋が多いのだが、今回は1人部屋。気を遣わなくても良いので助かった。
北上市では特にやるべき事は何もない上に、「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」は普通のウルトラマラソンよりも早い朝4時のスタートの為、早めの就寝。

参加記念Tシャツに誤植が(「BRAIN」が「BARIN」になっている)。これは残念・・・