最近読んだ本達
最初は同期に借りた、村上春樹のマラソンに関するエッセイ。
エッセイはあまり読まないのだが、本当に面白かった。
村上春樹の独りが好きでストイックな生き方やマラソンに対する考え方は、自分にも通ずるものがあってとても共感できた。
他人との勝ち負けにこだわらず、自分の設定した基準をクリアできるかに関心を持つ。
つまり、最大の相手で勝つべき相手は「過去の自分」であるという考え方はおっしゃるとおり。
その考え方に共感できるから、俺も走ることが好きなのかも。
それにこの作品の中で出てくるあるマラソンランナーが走っている最中に唱えているマントラ(呪文みたいなもの)はこれからも忘れなさそう。
Pain is inevitable.
Suffering is optional.
「痛みは避けがたいが、苦しみはこちら次第」という日本語訳で、「きつい」というのは避けられないが、「もうダメ」と諦めるのは本人の裁量次第ということ。
いい本に出逢えてよかった。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 単行本
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「遊び」とはしなくてもいいのにあえてすること。
「仕事」とはいやでもやらなければならないこと。
心の中にどれだけ「遊び」を持てるか。
人生の愉しみはそこから生まれる。
という冒頭のことばにその通りだと思った。
「よく遊ぶ人間ほどいい仕事ができる」というように、心にゆとりを持ってよく働きよく遊ぶ人間になるべく、没頭できる趣味探しをこれからも続けていこうと思った。
そして、人生を通して楽しめる趣味を探して魅力溢れる人間になっていこう。
しかし、この著者の作品は、「男の品格」といい、共感できるなぁ。
- 作者: 川北義則
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2009/05/30
- メディア: 単行本
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- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02/26
- メディア: 単行本
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