高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

大阪マラソン2020 Virtualはオンラインマラソンの中でも一番の楽しさ!

2020年12月20日日曜日。
この日、ダイヤモンドトレイルに走りに行こうと思っていたものの、自分の弱さに負けて朝起きられず、これでは11月末と同じ事になるので行くのを諦めた。
しかし、この日は大阪マラソンのオンラインマラソン大阪マラソン2020 Virtual」の走行期限が今日までだったので、どうしても走らないといけない。
2020年12月5日から12月20日の間に大阪マラソン専用アプリ「妄走」で42.195㎞を走るのが「大阪マラソン2020 Virtual」。
「15日間で42.195㎞なんて余裕」と思って悠長にしていたら、残り30㎞を残して最終日を迎えてしまった。
12月5日に生駒山縦走、12月15日に養老山脈トレイルでそれぞれ40㎞程走っているのだが、「妄走」を使って走行ログを残していなかったし、平日のランでも普段はTATTAエプソンGPSウォッチで走行ログを取っており、いざ「妄走」でログを残そうと思ったら途中でアプリの不具合により落ちてしまったことが数回あって、平日のランだけでは全然距離を稼げなかったのが原因。
ということで、久し振りに大阪港中央突堤往復ランをして30㎞を稼ぐ事にした。
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中央大通沿いを走って、折り返し地点の大阪港中央突堤に到着した時は、曇天で寒風が吹き荒んでいた。
六甲の山々はくっきり見えていたが、かろうじて大阪港中央突堤からは淡路島が見えた。
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復路は、久し振りになみはや大橋の坂道を走って登った。
なみはや大橋の登り坂は何度見ても怖気づくが、いざ走って登ってみると、それ程急峻では無く、走れる登り坂であるのが意外だ。
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なみはや大橋の最高点からは、2週間前に縦走した信貴山高安山生駒山などの生駒系の山々が望めた。
2週間前はあの山の上のテレビ塔がある辺り、生駒山上遊園地から関西平野を見下ろしていたが、今は海側からそちらを眺めている。感慨深いものがあって、しばし見とれていた。
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そして、南部には二上山大和葛城山金剛山などの山々が見えた。本当であれば、今日はダイヤモンドトレイルを走っている予定だったが、それはまた今度。
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更に右には紀見峠から岩湧山などの行った事が無いダイヤモンドトレイルが和歌山の方まで続いている。
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後方には六甲山系の山々。なみはや大橋の最高点からは360度、素晴らしい景色を眺める事が出来て最高の場所だ。
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なみはや大橋を渡って、千鳥橋も渡り、大正区を走って、九条の茨住吉神社に久し振りに参拝。
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そして、長堀通を走って戻るも、堺筋本町の自宅と大阪港中央突堤をただ往復しただけでは合計距離が30㎞に到達しないので、更におまけで大阪城公園まで走った。
そして、公園内を走っている途中で、合計走行距離がちょうど42.195kmに到達!
大阪城の内堀の横にある本来のゴール地点に向かうと、何と大会側がゴールゲートを設けてくれていた。
大会は中止になったのに、出場ランナーのモチベーションを上げるための大会側の配慮に感動した。
ゴールゲートの横で寒空の下で待機して下さっているスタッフの方にお願いして、ゴールゲートの下で記念撮影。
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新型コロナウイルスの影響で2020年2月末の東京マラソンを皮切りに全てのマラソン大会が中止になり、最近になってオンラインマラソンへ切り替えられた大会が多数出てきて、自分も多数エントリーしてきたが、ランナーのためにゴールゲートを準備してくれるという嬉しい配慮をしてくれたのは大阪マラソンだけだろう。
それに加えて、大阪マラソン専用アプリ「妄走」は、とても面白いシステムだった。
他のオンラインマラソンは、RUNNETが準備したTATTAというアプリだったが、大阪マラソンだけはそれを使わず、この「妄走」を使われたワケだが。大きな違いは、走行中に瀬古さんや開設者による実況解説を聞いて、さながらレースの臨場感を味わいながらのランを楽しめた。だから、Virtualという名前が付いていることを知った。自分の名前も読んでもらって解説してもらえて面白かった。
そして何よりも10㎞毎に大阪らしい号外も発行してくれて、こちらも良い記念になった。
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中でも試しに40㎞過ぎ時点でレースを中断してみた時に発行された号外は面白かった。
「残り約2㎞、フィニッシュせぇへんのか~い。」
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いろいろエントリーしたオンラインマラソンの中で一番面白かった大阪マラソンVirtual。
ますます大阪マラソンを好きになった。来年も必ずエントリーしないと。

これで2013年から8年連続での完走!・・・になるかな(笑)
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