高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 カリスマは何をやっても許される

好きな漫画のひとつである「HUNTER×HUNTER」の最新27巻が12月25日に発売されることと、来年早々から連載が再開されることを週刊少年ジャンプで知る。
この作者はホントに気まぐれで、物語の途中でずっと休載していて、忘れかけた頃に再開するのを繰り返している。
何故、休載ばかりするような作者のわがままに編集者も読者も付き合うのか?
とっとと止めてしまえばいいのではないか、と普通の人なら思うだろう。
何故、こんな状況がまかり通るか。
それは、この作者の書く漫画は、その他の漫画の追随を許さない、別格と言っても過言ではないくらいに面白いからだ。
ONE PIECEなどとは異なる別の意味での面白さを持っている。
そのため、自分も含めたたくさんの熱烈なファンがおり、どれだけ待たされてでも読みたいのだ。
そして、滅多に連載をしないから、その希少価値にファン達が群がる。
連載を再開することで本が売れることになるので、編集者はそんな作者のわがままに謹んで付き合うのだ。
これは、漫画史上、とても稀有な状況なのではないだろうか。
人に大きな影響を与える何かを持っていれば、好き放題、何をやっても許される、そんなカリスマ的存在になってみたいもんだ。